第21話

あれから1ヶ月が経った。

今回少しだけ魔力が強い。

本当ならこれぐらいで呼ぶことはないのだが、

前の時はこの少ない量だけであんなことになったからな、、

という事で透也が来ている。

あれからバケモノの出現がないことから、3人のみそこで残る形で他は援助をしている。

そしてエマ。学校で拡大を覚えてしまった。

武器は両手斧を持って戦うそうだ。自分に合っているからという理由らしい。

にしても才能がある。0式を斧に変形したり、拡大をすぐ覚えたり、、

まぁこんなの賢太郎の時に経験済みだ。

「じゃあ行きましょうか!」

ビュン!

とりあえず、ボスを討伐する事を優先だな。

ボスを倒せばその日は(例外もあるが)化け物が出なくなる。

小さなものは後ろに任せて、中ボスやボスを狙う。

「中ボス発見!

「出力500!」

魔力の扱いにも慣れてきて、調節ができるようになってきた。

「晴人頼んだぞ。」

と一雄さんがいう。

「了解!」

爆速!

「ギン!」

もう一回、、爆速!

「ジュン!」

再生は体、、

「百花繚乱!」

0式を短くして不規則に刺す。

そして核に当たったのかチリとなり消える。

「魔力感知!」

、、、中ボスが3体?

「こちら晴人。中ボス3体確認。もしかしたらもう一体ボスがいるかもしれません。」

「了解。賢太郎!いってこい!」

「はい!」

来る前に一体は倒しておかないとな!

鬼!拡大する。

「斬!」

シュパッ!

頭と胴体を切断!

どれも体か、、

ビュン!

「うわ!もう来やがった、、体!」

弱点を伝える。

「2式!変形ガトリング。」

片手を2式にしてガトリング型に魔力を変化させる。

「ドドドドドド!」

2体はそれによりやられる。

「一体はもらうぜ!」

範囲重視の

「大振り!」

ドン!そして消滅した。

「確かに多いな。魔力感知。」

反応的にいなかったな。

「前のように魔力を誤魔化してくる奴もいるから侮れないが、、」

実際最初に戦ったやつはとてつもなく堅かった。

前の俺では苦戦していただろう。

「こちらロクロ!〇〇町に守護者と思われる化け物がいるそうです。」

「来たか!」

と一雄さんがそこへ向かう。

「よし俺たちはボスを、、」

「討伐完了しました。」

「終わったみたい、、」

!?なんだこの反応?

後ろを見ると一体がこちらに来る。

来るぞ。

「メキメキ」

とだんだん大きくなる。

大体家ぐらいか。

!?パンチが。

「1式!」

避ける。

「やるぞ!」

「おう!」

健太郎がいるなら足の切断だな。

タタタッ!

助走距離確保!

「爆速!」

「鬼斬!」

拡大して、、

ブン!

「ガギン!」

硬い、、

「もういっちょばく、、うおっ!」

蹴られる。そしてそこを殴ろうとしてくる。

5式!

盾を拳に当てて

グイ!

上に上がる!

乗ったことに気づき、手で叩こうとする。

「爆速!」

「ビュン!」

そして腕の付け目まだ来ると上に上がる。

「鬼斬!」

上から勢いをつけて切る!

シューー!

「ドン!」

「賢太郎!」

「3式!」

ズン!重力がかかる。

「「おおッ!」」

「ジャキン!」

腕を切断する。

そのまま足も切ってやる!

「鬼斬!」

「おい!晴人それは無茶、、」

ビュン!

「鬼斬!」

「ギン!」

透也が押さえつける。

「しゃあねえ、、3式!横!」

「グサッ!」

「避けろ!」

退避する。

「3式!」

「ドスン!」

上から重力をかけて片足を失った巨人は倒れる。

「私も混ぜて!」

拡大して足を何度も切る。

「ドンドンドンドン!」

1式で勢いをつけた後に、0式に変えて連打か、、

ついにはもう一方の足も切れる。

「小さくなるぞ!」

途端に小さくなる。

回復が早くなった、、

「キン!」

「固!?」

に加えて硬くなったのか!

重力がかかっている場所から逃亡し、賢太郎の方に向かう。

「賢太郎!」

「5式!」

だが飛ばされてしまう。

次はこっちに来る。

「ビュン!」

「キン!」

拳と剣が重なり合う。

また固くなって、、

ドン!

地面に叩きつけられる。

、、、やられている、、

まだ誰も来ない。このまま、、

「終われない。」

フゥー

ビュン!

そして拳!バリアを曲げて、受け流す!

そのまま勢いよく地面に突っ込む。

そしてまた来る。

「ブン!」

「キン!」

受け流す!

「百花繚乱!」

攻撃は入らない。

「出力1000!」

「百花、、5式!」

ギン!

「オラッ!」

無理やり受け流した事で、相手はふらつく。

「鬼斬!」

首に刃を当てる。

刃を上下させる!

「ジュジュジュ、、、ジューン!」

ズサ!

起きあがろうと

「させない!」

強く握る。

ドクン!ドクン!

「ヒュー」

0式が赤くなる。

「鬼斬!」

「ブン!」

化け物はチリとなった。

0式が白色に戻る。

「はぁ、、はぁ、、」

と呼吸を整える晴人であったが、

「ドサっ」

ついには倒れた。

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