第19話

「もう少し気持ちを抑えなさい。」

といつの日か母に言われた。

確か、、、あるパーティーに行った時だ。

周りにいる子供は全員落ち着いているのにも関わらず、パーティーに興奮して走り回っていたから注意していた。

他の大人が私を見る。

それが怖くて、少し抑えた。

少し大きくなった時、

「ちゃんと教育しないと!」

と母と知らない人が話している。

「はい、、すみません。」

その時、母を悲しませていることにようやく気づきまた気持ちを抑えた。

それで馬鹿にされなくなり、これまで誘われなかったパーティーも参加できるようになった。

「今日もお願いね」

「はい」

今回の会場はこれまでの比にならないほどすごかった。

そして興味は膨らんでいく。

そして無意識に母の元から離れ、ウロウロしようと気になったところに足を、、

「エマ?」

腕をがっしりと掴まれる。

「どこにいくの?」

そこでようやく気づき、

「ごめんなさい。」

「わかれば良いのよ。」

それからというもの、だんだんと身分が高くなっていった母は私に興味をなくして、

「ここにいって一人暮らししなさい。絶対に本性を出さないように。」

と1人暮らしになった。

そしてそのまま気持ちを抑えていく、、

どこかでこの気持ちを、、

ある日。

化け物を見た。そして追いかけられる。

だがその時。、

「え、、2人目かよ、、」

と同い年ぐらいの少年がその化け物を倒した。

そして何かが変わるそんな気がした。

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