第18話 守護者
「はぁ、、もう2体も倒されたか、、」
化け物が喋った!?
グングン!
その化け物は大きくなる。
「すごい大きさだな、、」
ビュン!
隊長の慶也が飛び出す。
そして、、、
「ドン!」
もう1人。うちの隊長一雄だ。
「まずは腕だな。」
今足を攻撃しているが相当硬い。だが、、
「0式。拡大。強化。大刀一閃!」
ジャキン!大きな腕が切れる。
「あの人、、こっからのことを考えていないな、、5式!」
腕を5式で支える。
「どけ!慶也!」「頼んだぞ。」
「一式。一挙波動!」
ドドドドグシャ!
切れた腕からパンチを繰り出し反対の腕まで波動を伝え、貫通する。
これで腕は使えないけど、、
「晴人」
「わかった!」
「「5式!」」
この腕を消滅するまで抑えないと、、
「さてそろそろやつも来るぞ!」
「来たな。六郎。」
「まかせろッ!!0式!」
え?両手に剣を持ち1式を発動させてない、、?
「そんなので、、」
ビュン!
1式を使っていないのにあの速さ、、
「ハサミ斬りッ!」
足を2つ切断。
「全員で支えろ!」
倒れてくる足を他の人が支える。
「再生は体!俺がやる。」
と一雄。
「いや私が」
と慶也。
「いや僕がッ!」
「一挙波動!」「大刀一閃。」「ハサミ斬りッ!」
そして一斉に灰になっていく。
核を潰せばすぐ消えるらしい。
にしてもあの3人規格外すぎる!
「驚いているな晴人。」
「あんな物見せられたらな。」
「まあ慶也は県内実質1位。関東でも2位だからな。」
「え?」
「お前のところの一雄さんも県内4位。関東では7位の実力者で、拳使いで言えば関東1位で全国3位だからな。」
「すごいんだな、、であと、、その六郎っていう人は??」
「あの人は時によっては全国、、いや世界一位になりうる人だ。」
「え?」
「あの人は魔気が強ければ強いほど強くなるんだ。」
「そんな人が、、」
「世界って広いよな。で、、これで多分守護者を倒せたわけだよな、、」
「多分。」
「ということは俺たちは別のところに移動だな。」
「そうなのか、、それなら。」
「当然お前たちのところに行く予定だ。」
「本当か!楽しみにしておくよ。」
「そうだな」
そしてその帰り道。
「晴人。」
賢太郎が口を開く。
「なんだ?」
「すまんな。助けてもらって。せっかく連れて行ってもらったのに何もできなかった。」
「、、最初はそんなもんだ。というかこれまでのお前がおかしいだけだよ。最初で800円も稼ぐし。まぁお前ならもっと強くなれる。その時にはお願いな。」
「そうか、、すまないな。学校のお前をみて侮っていた。」
「まぁ、、昔はそうだったよ。よし!。暗い話は終わりだ。」
「お、おう」
「じゃあ明日からよろしく。賢太郎。」
「よろしく春人。」
初めて晴人に友達ができた瞬間であった。
***
ズーム内。慶也視点
「今回魔気が少なかったにも関わらず、守護者が出た件について語り合おう。」
「慶也。考えられることはあるか?」
「はい。聞いた話ですと、魔気偽装したそうです。」
「?」
「私もその化け物との戦い中、魔気が少ないにも関わらず強いとは感じました。まさか守護者とは。」
「そんな技術を持つ化け物もいるわけか。とりあえず完全に消しているわけではなさそうだからこれまで通り少し高ければ派遣という形でいいだろう。」
「ですね。」
「まあ少しだけ警戒という形で、、」
「それでなんですが念のため怪獣がある一定の場所に集中して、、、、、」
「良いですね。そうしましょう。」
「まあでもそんなことになると、、」
「もしかしたら死者が出るかもしれませんね。」
「やはり新人を育てて数を増やしていきたいね。」
「それで先ほどの話なんだがそれは本当に守護者だったんだな。」
「はい必ず。魔気は調べたところ完全に消滅していました。念の為もう少し残るつもりですが。」
「わかった。そういえば最後の核を取ったのは、、」
「全員ですね。でも私が一番多かったです。」
「そうか。」
「そういえば新人の話なんですが、、」
そしてその話は後から新人自慢になっていった。
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