第13話 賢太郎
そして今俺たちは前連れてこられた部屋にいる。
当然ぎせつしたのだ。
「えっとまず名前を教えてくれるかな?」
と隊長の一雄が言う。
「賢太郎です。」
「そうか、、、」
と前のように説明を始める。
その一部始終を静かに聞いていたが、、
「それって大丈夫なんですか?」
と言う。
「今日本では化け物による死者は0人。まあ信じられないかもしれんが」
「でも怪我をした人がいるんでしょう。」
「、、、君は康二くんの友達かね?」
「そう、、ですね。昔の」
「、、、なるほど。確かにこの国の安全性に疑問をわくわけだ。」
「そうです。突然怪我をしていて、、となれば全員が心配するはずです。何があるのかと。」
「そうだな。」
「なんでその事を言わないんですか?」
「知ったところで覚醒していなければ何もできない。また日本いやその噂は広がり、世界が恐怖に包まれる。そんなことになればまあどんな事になるかわかるだろう。」
「、、、」
「すまないがそのようなことはできない。」
「、、、どうやったらその化け物がいなくなるんですか?」
「そこにいる守護者を倒す事だ。」
「え?」
と声をあげてしまった。俺もそんなことは知らない。
「そうだな。言っていなかったな晴人には。守護者と言って毎回のように化け物を倒していればいつしか強い化け物が来る。それを倒せばそこに化け物が湧くことがなくなる。」
「それって、、」
と賢太郎。
「実際に出た市があり、なんとか3つの市の力を借りて倒すことができた。」
「つまり毎日その化け物とやらを倒せば化け物がいなくなって、、
僕たちみたいなことにはならないんですね。」
「そうだ。」
なるほど。確かにその守護者とやらがいるなら魔気が強い時は交流すべきだな。
「、、では駆除隊に入らせてもらいます。後一つ康二さんはどこにいるんですか?」
「隣の市にいる。、、透也がいる市だ。」
「会うことは、」
「できる。多分また遠征で行くことがあるだろう。」
「ありがとうございます。それならいきます。」
そして賢太郎が入ることとなった。
「ん?あれ君は、同じ学校の」
そこでやっと賢太郎が気付いたようだ。
「おっと同じ学校だったのか。そうだな。この町には2つしか学校がないからな。じゃあ特訓した後に一緒に討伐してもらおうかな。」
「え?」
「ん?」
そして今夜賢太郎と一緒に討伐することとなった。
***
すみません長くなりました。
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