第9話 討伐学校
とりあえず500円は保留という形で1日を過ごし、また夜がやってくる。
そして討伐をしながらお金を貯めていく、、、
そんな生活が繰り返されていたが、、、
「そういえば晴人。基礎知識も含めてやっておいた方がいいし、討伐学校に一度行ってみるか?」
と提案を受ける。それは転校するということだろうか。
「学校といっても一番化け物が出にくい3時から4時の3時間だけが、、」
「それなら受けます。」
「そうか!ここと比べてあそこは相当良い人材が揃ってるからな!べんきょうになるとおもうぞ!」
ということで早速連絡を取ってもらい、
「1式!」
屋根の上を走りいくこととなった。
「全力を出しても30分はかかるし、魔力量も考えたらな、、」
ということで、40分でいくこととなった。
「あっきたね!わたしゃあ千佳子という。これから、、1日になるかもしれんがお前担任になる教師じゃ覚えといておくれ」
ちょうど休憩に入り、すぐに声をかけてくれた。
「さてみんな!先ほど言っていた体験生の晴人じゃ」
「遠藤晴人です。最近入ったのでしらないことが複数あると思いますが、よろしくお願いします。」
と簡単な挨拶をする。一雄さんのおかげで話すことには慣れてきた。
「では晴人は悠斗の隣で」
「よろしく!」
ということで席に着く。
今日の授業内容は、化け物の歴史。各国の対処。などだ。
「1999年アメリカに過去最大の化け物が出た。大抵の化物は何人かを連れていくが、こいつは単体できやがった。〜この後初めて家のバリアが破られ、1人が亡くなった。たった1人だと思うだろ?それが大きい。なんとか7式で建造物は直されたものの、1人の死は親族から始まり、アメリカ中に広まる。そして、何か荒れていたなどの証言により、これまで危険と思われていない夜の時間が危険である可能性が浮上して、政府に反論。今は収まったものの今でもその噂は広がっている。」
まあそんな感じで終わる。その後短時間の特訓時間が設けられた。
「晴人模擬戦しようぜ!」
と悠斗が誘ってきたので乗ることにした。
1式!0式!
「ビュン!」
「ただやみくもに使うでけじゃいけないよ。」
カキン!
そこまで魔力を使っていないように見えるのに、剣を止めてしまった。
「じゃあ君ぐらいの魔力を足すよ。」
やはり全力じゃ、、その剣は自分の剣を壊して、首元まで来る。
「魔力の流れを感じなきゃ!」
「さすがだ悠斗。それを学び、魔力を操作する。それぐらい成果がないと2時間が勿体無いからね!」
「よっ!さすがクラス1!」
と他生徒が声を上げる。
「さてみっちり練習だな。まずは魔力を感じることだ。」
それはできる。
「それを出すことは?」
「できます。1式が使えるので。」
「だがそれを無意識にやる奴もいるからな。それだけで10分も違う。つぎはその一つを延ばせ!」
「?」
「魔力は塊になっていてな。それだとただ無駄にしているだけだ。集中を切らせずにずっと延ばしていくんだ。ちなみにそれは換金できない。だがこれをしないと、強い奴も倒せない。」
らしい。
アドバイスなどを受けて試して試す。
そうこうしているうちに少し魔力が潰された感じがした。
「なんかこう、、潰されたような、、」
「それだ!あとはそれをもっと早く、もっと薄く!それだけで強くなれる。」
今日の授業は終了。当然明日も行くことにする。
これからより強力な技を少ない魔力量でできるようになるのが楽しみだ!
そして3ヶ月がたった。
***
星2感謝!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます