第5話 変化①
家を出て学校に行く。
いつも通りの生活をしていると、やはり先ほどのものが夢だったのかと思えてくる。
しかし今日はほんの少し変わっていた。
「なあなあ」
昼休み。廊下をとぼとぼ歩いていると、大きい巨体の男子に話しかけられる。
他の人にしゃべっていると思いスルーすると肩を叩かれた。
なんだ?
「ちょっと来て。」
人が行き来する場所から少し離れた場所ではなす。
人はいるので、聞かれてはならない事ではないようだ。
「
いや誰だよ。
「知らない。っていうかなんで俺に?」
「少しが似てたから、兄弟関係かと思ったんだ。すまん」
「俺に兄貴とか弟なんていないよ。妹はいるけど」
「そうか」
もしかしたら今が友達を作るチャンスなのかもしれない。
いやでも表情がな、、迷惑か
「ありがとう」
「ん」
そのまま時が過ぎ、何事もないまま夜。
「では今日は実戦と行こうか。」
と突然告げられた。
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