第5話

家を出て学校に行く。

いつも通りの生活をしていると、やはり先ほどのものが夢だったのかと思えてくる。

しかし今日はほんの少し変わっていた。

「なあなあ」

昼休み。廊下をとぼとぼ歩いていると、大きい巨体の男子に話しかけられる。

他の人にしゃべっていると思いスルーすると肩を叩かれた。

なんだ?

「ちょっと来て。」

人が行き来する場所から少し離れた場所ではなす。

人はいるので、聞かれてはならない事ではないようだ。

康二こうじって知ってるか?」

いや誰だよ。

「知らない。っていうかなんで俺に?」

「少しが似てたから、兄弟関係かと思ったんだ。すまん」

「俺に兄貴とか弟なんていないよ。妹はいるけど」

「そうか」

もしかしたら今が友達を作るチャンスなのかもしれない。

いやでも顔的にな、、迷惑か

「ありがとう」

「ん」

そのまま時が過ぎ、何事もないまま夜。

「では今日は実戦と行こうか。」

と突然告げられた。


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