想い馳せて-you are my blood...-

鮮明に覚えている

2人が窓の向こう側で見た夕焼けを。


そして2人も知らない。

巡り合わせた運命すらもかすませる


悩んだ分だけ、

ヒトは成長していくと

誰かが零したけど


涙にしか、色は無かった

幸せは、色褪せる


2つとしてない真実

感情をありのままにぶつけた青春時代

今でも胸が痛い


掛け替えのないものを失ったとき

膨れ上がる絶望が僕をさいなませる


空白の刻、今年もなる除夜の鐘


減り続ける人と足されていく風景

何もかも黒くなっていく


青春が黒いインクで塗り潰される


変わり果てていくさまに

キミは僕をどうみるだろうか?


その時、憂いは蒼く感じさせた。


もう抱きしめることすらできない

…同じ景色を眺めることも


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