開示
皐月の安定しない雨模様と心模様
誰に想い馳せて生きようと
苦しさ紛れに、【透明な水】を飲む
身体から溢れるように振戦が
僕を支配する
変わりたいと思うほど
時間軸を無垢には愛せない
辿れば、過去だけに感傷されているかの如く
胸が痛い、真実に吐き気がする
未だ終わらないエピソードに
次の敵を探している
それは
全ては向かい風となる
自分だけに刺さる、言の葉なんて
生まれても身に染みて来ない
【貴方の生き方を教えて】
つまらない余談なんて要らないから
心底、抉りだすものだけを
僕に開示して欲しい
目に止まるものなんて
その時々の薄っぺらい感情でしょ
じゃあなに
キミには何が見えてるの
キミは何に怯えてるの
キミの腹黒い、其の答えを僕に刺してよ
ヒトはね
耐えられなくなった時
一番輝いている生き物なの
【生】も【死】すらも描写されていないのに
キミが見えたビジョンって何
怖いでしょ
誰だって怖いの、此れが普通なの
何もかも、知らないことだけを
問いに変えて来てよ
僕は、目の前に立っている
キミの瞳を見つめている
本当に伝えられる人ってね
言語の使い方が違うの
其処に写る裏の背景を
油絵の具みたいに
何層にも重ねて思いを綴ってるの
キミが気が付くなら
なんでも受け止めるさ。
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