雨と恋


梅雨入りの静かに降る滴を

駅のホームから眺めていた


まるで僕達の過去を洗い流しているようだね


もう少しだけ、お喋りしないか?


キミとの対話の時間は

そろそろタイムリミットなんだって、




最後に告げる言葉を

1秒を1分にして考えている


この恋の終わりに

何を残して

笑顔で別れようか?


多分、これは恋じゃない


愛する人を想うが故の心なんだ



お互い、悩むことに疲れたよね



そう、これは最期の愛なんだ


僕達がこれから先違う景色を見ても

月日も静かに流れゆく


だからこそ


たまに思い出してほしい


僕達、一緒の時間を

過ごしたんだね・・・ってさ?


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