モラルと矛盾


確かに今ボクは生きている

その中で失ってきたものを咎めることはしない


唯、貴方からの【さよなら】の台詞が

心から裏返しみたいな


ありがとうと感じた


世の中、一筋縄では

誰も助けられない


助けを求める人の手を握れる数だって

この1つの体では

数多に救うことは出来ない


だからこそ

生き方、生きざまに真剣になって


いまを紡いでるんだ


誰に届くかじゃない

誰を救えるかでもない


尖った言葉を押し付けようとしたら

また別れが来る


大切なのは

胸の内から相手に貫ける


貴方を守る詩


現実なんて諸刃の剣


自分も心に傷を負いながら

それでも相手を助けたいと思う本音


裏で泣いてたとしても

泪は見せない


救うことは無償の代価なんだ


もう少し、刻が満ちたら


貴方にボクは【ありがとう】と告げたい



其れが何年も背負った結果

ボクが見つけた唯一の答え。。



守ることが正解だと思っていたのに

2人は離れていく。


貴方の時間にもう少し触れたかった


かつて、貴方の笑顔に

微笑んでいたボクのように…。


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