第4話 続未知との遭遇

「アタシの名前はスオウだよぉ〜!!!」

スオウ「キミの名前は〜?」

「わ、私の名前は...!名前、な、まえは...?」

スオウ「名前は〜?」

「...ぇと、何だったっけ...?」

スオウ「いや、憶えてないんかい!!!」

「ごっ、ごめん!頑張って思い出すから!?

ぇと、ぇーと??」

スオウ「いや、ムリに思い出さなくても大丈夫だって〜!!!たぶんアタシのせいで記憶が混濁してるんだと思うし〜...」

「そ、そうかな...?」

(まずい、気絶する前から記憶が全く無いなんて

今更言えない...)

スオウ「あっ!!!でも仮の名前みたいなのはあった方が何かと便利なんじゃない?」

「た、確かに...?」

スオウ「じゃあ、キミのこともっと教えてよ〜!!

これから色々聞いていくから答えてねぇ〜」

スオウ「まずは〜、好きな食べ物とか...?」

「お、憶えてないです...」

スオウ「好きな色とか...?」

「憶えてないです...」

スオウ「_____?」、「_____?」

「憶えて、ないです...」


スオウ「_____ぅーん...マジかぁ〜これだけ聞いて情報0と...」

「ごっ、ごめんなさい...自分でもびっくりするぐらい何も憶えてなくて...」

スオウ「あっ、いやいやいや全然怒ってるってわけじゃないんだよぉ〜!?...そもそもの原因はアタシ

だし...」

(こっ、心が痛む...)

スオウ「...っあ!!!あるじゃん!キミの1番の特徴!」

(ぇ、私そんなに特徴のある見た目じゃ無いと

思ってたんだけど...?)

スオウ「ほら、その_____」

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