爆弾回避するために八方美人ってリアルでは地雷

 新しい食文化をこの世界に作ってしまったことを知り、俺は怖くなり逃げ出した。


だって真似て作って食あたりとか多発したら皆俺のせいにするじゃん?

俺は平穏に生きたいんだ。


後から知った話だがそこの特産物に干し魚が出来たらしい。


 俺は干し魚を売りさばいたお金を税金にまわし、残りは手伝ってくれた子供達と分けた。


俺の手持ちに残った金は雀の涙ほどだったが、平穏に暮らすためにはそんなに大金いらないと思う。

金持ちは憎まれるこれ世の中の常ね。

民衆との世間付き合いの方が価値がある。

だがその考えが災いしてしまった。


No.2 『好感度を上げすぎるな』

    

「は?学校に行け?」


 民衆達は俺のお礼にと金を皆で出し合い、俺は国の学校に送られた。


勿論俺は拒否しようした。

だって周りの子供達は近くの学舎に行っているのに俺だけ行くのはなんか嫌だし、それにそういった所は権力争いや派閥ありそうがありそうじゃん?

まぁ、ラノベの知識だが。


そんなのに関わるぐらいなら平穏に友達と遊んで暮らしたかった。

だが好感度を上げすぎた俺を皆で送り出した。

必死に断ったが無理矢理送られた。

好感度を上げすぎた事を初めて後悔した。

ここから俺の地獄の始まりとも言える学校生活が始まる。







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