第11話 『きらめきステーション』 その4


 キオスクの裏側の床には人が入れるくらいの穴が開いて、蓋が開いています。


 『足から、飛び込んで❗』


 と、おばさまが叫びました。

 

 まず、ぼく、それからおじさんが飛び込み、最後にキオスクのおばさまが飛び込んで、さっと蓋を閉めたのでした。


 なかは、所々に小さな照明があるくらいで、ほとんど、真っ暗に近い様子です。


 でも、それは階段ではなくて、学校の防災訓練で使った、シューターみたいなのものですが、遥かに長いのでした。

 

 しかも、途中でカーブしたり、ぐるぐる回ったりもします。


 気が気ではありませんでした。


 しかし、次第に傾斜が緩やかになり、やがて向こう側に光が差してきました。


 と、思ったとたんに、『ずぽっ、〰️〰️〰️』と言う音とともに、ぼくは宙に浮きましたのです。


 『あら〰️〰️〰️➰』


 と、思った瞬間に、また、どさん。と、床に墜ちたのです。



      🙍💨⤵️











 


 

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