第10話 『きらめきステーション』 その3
『また、あなたですかあ?』
『はい〰️〰️〰️? 初対面ですな。ふやふや。』
『ふやふや? あなた、さっき、一緒に汽車に乗っていたでしょう?』
『ああ、そうか、兄貴と会ったんだな。兄貴は、さっき、悪魔軍団に攻撃されて、乗っていた列車ごと、天国に墜ちたよ。あんたさんが、一緒に乗っていた愛想の良くない人かな。メールが来ていたよ。実に幸運な人ですな。』
『それはお気の毒な。』
『いいんだ。天国にはいっちまったんだから。ふやふや。おいらは、旅に出ることにしただ。長い旅だ。あんた、まだ夢旅行か?』
『それが、なにかの不調で帰れないらしいのです。』
『ああ、それは、多分、地獄連合の仕業だな。』
『地獄連合?』
『ああ。夢世界の破壊を企てているらしいぞな。ふやふや。。』
『破壊されたら、どうなるのですか?』
『終わりさ。』
『え?』
と、言いかけたときでした。
『空襲警報。空襲警報。ただちに、シェルターに、避難! 避難!空襲警報。空襲警報。』
『ひえ〰️〰️〰️⁉️』
『きたかあ‼️ すぐに避難さあ! ふやふや。』
すると、キオスクのおばさまが、派手に手を振って招いています。
さっぱり解らないけど、ぼくは、おじさんといっしょに、キオスクに走りました。
🚇️ 🏃🏃...........
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます