第4章 神永未羅の場合 第39節 野生のロバみたいな女。それが私
ある日ある時、エリザベート様の
両手にお
たまたまエリザベート様はご
(いや、死んでますけど。)
エリザベート様は口の
エリザベート様「イスマエル、また、つまづいたか。」
さすがの私もギョッとした。
どうして私のハンドル・ネームを知ってるの?
エリザベート様は笑みを
(敬語モード、半解除)
エリザベート様「どんな事情があるのか知らんが、自分の親を
これまで、色んな
エリザベート様「そんな顔をするな。私までトバッチリを食っては、かなわぬ。これだけは言っておく。おまえが、こぶしを
ここまで言われちゃ、相手が「血の
革命だ!
私「私は戦うために生きておりました。死んでも、こうやって
エリザベート様はロコツに「どうでもいい」と言う顔をして、視線を本にもどされた。
エリザベート様「フン、まあ、よかろう。おまえの後ろにいるインドっぽい女神に、せいぜい仕えるがよい。まちがっても、逆らう気を起こすなよ。」
見えてたんだ、
私がエリザベート様から直接、踏み込んだ、お言葉を頂いたのは、後にも先にも、これ一度っきりだったのでございます。
私はエリザベート様にとっては「ホントにどうでもいい」存在だったの。
なぜなら「死んだ血の
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