第39話
そして…リオン街に着いた。
レオがいるならここに居る。
「レオを探す…レオはフードを被ってて黒色のマントを羽織っている」と言う蒼夜。
「あの人?」と聞く雫。
蒼夜はそっちに振り向く。
すると…レオが歩いているのが見える。
「レオ!」と呼ぶと振り返る男の人。
「おぉ…蒼夜、どうしたんだ?
お前がこっちに来るのなんて珍しいじゃん」と言うレオ。
「それに女の子2人もつれて〜」と茶化してくるレオ。
「レオ…茶化すのはあとにしてくれ…レオの力を貸してくれ」と言う蒼夜。
「力?」と聞くレオ。
「実は、楓が夜闇に乗っ取られて、零って言うここにいる雫のお兄ちゃんも夜神達の仲間に…だから…今昔の仲間を集めているところなんだ。」と説明する蒼夜。
「なるほど…俺は情報通だからマリアたちの場所を探すのにちょうどいいと?」と聞くレオ。
「そうだ」と肯定する蒼夜。
「良いだろう…蒼夜の頼みなら行くか…準備するから今日一日待っててくれ」と言うレオ。
「じゃぁ、観光して過ごすよ」と言う蒼夜。
「じゃぁ、明日の朝にここに来てくれ」と言いながら地図を渡してくるレオ。
「地図は助かる。ありがとなレオ」と言う蒼夜。
「じゃぁ、観光行くか!」と2人に言う蒼夜。
「どこ行きます?」とウキウキで言う怨繆。
「私は、お腹すいたので何か食べたいです!」と言う雫。
「じゃぁ、まずなんか食い行くか!」と言う蒼夜。
そして…すぐそこにあったパン屋に入る。
「なんでも好きなの買っていいぞ」と言う蒼夜。
「では…塩バターパンとメロンパンで」と言う怨繆。
「私は、チョココロネで…」と言う雫。
「俺は…カレーパンと焼きそばパンにするか」と言う蒼夜。
買い物を済ましその辺にあったベンチに座り食べる。
「甘くて美味しいです…このメロンパン」と言う怨繆。
「こっちのはふわふわの生地にチョコレートの甘さがあってめちゃ美味しいです!」と言う雫。
「俺のは少し辛いけどサクサクしててカレー味が美味しい…」と言う蒼夜。
「食レポなんてどうでもよくね?」と我に返る蒼夜。
「確かに…私たちは誰に言ったんだろ?」と言う怨繆。
「まぁ…美味しいので良いんじゃないですか?」と言う雫。
「それもそうだな」と言う蒼夜。
「次どこ行く?」と言う怨繆。
「んー…行きたい所ある?」と聞く雫。
「そうだなぁ…とりあえず宿屋探すか?」と言う蒼夜。
「そうだね」と言う怨繆。
次の日…(創作者目線 ネタ無くなった…すまん…)
地図で印されている場所は鍛冶屋らしい。
(迷った…)と思う蒼夜。
「…どうします?」と聞く雫。
「とりあえずその辺の人に聞こうよ」と言う雫。
「あの…すみません」と若い女の人に声を掛ける蒼夜。
「はい。何でしょう?」と言う女の人の声を聞いたことあるような気がした蒼夜。
「あ…えっと、ここに行きたくて」と地図を見せながら聞く蒼夜。
「ここでしたら私も今から行くところですので、一緒に行きますか?」と言う女の人。
「よろしくお願いします!
ありがとうございます!」と言う蒼夜はその女の人を見る。
「え?!マリア!?」と言う蒼夜。
「はい。そうですけど…誰ですか…?」と聞くマリアと呼ばれる女の人。
「蒼夜だよ!前の世界で一緒に旅したろ?」と言うとマリアは驚いた表情をした。
「蒼夜!?え?なんでいるの?」と聞かれる。
「それは、こっちのセリフだ!あと探してたんだよ!」と言う蒼夜。
「探してた?」と聞くマリア。
マリアに今までのことを説明して、力を貸してほしいことを伝える蒼夜。
「なるほど…わかりました!」と言うマリア。
「今からレオのところに行こうとしててな」と言う蒼夜。
「レオさんもこっちに来ているんですね」と言うマリア。
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