第37話

蒼夜VS夜神

戦闘が始まる。

蒼夜は剣に血を垂らす。

「能力発動 ブラッドソード」

「能力発動 大剣 多段攻撃」

「能力発動 乱れ打ち」

「能力発動 銃剣打ち」


「能力発動 創成 ムーンソード」

「能力発動 5段切り」

「能力発動 夜神流 天神龍」

「能力発動 夜神流 天神龍水面」


蒼夜の攻撃はすべて防がれた。

そして…夜神は楽しそうにしている。

「良いね。楽しいね!」と言う夜神。

「楽しい?これが?死闘じゃねぇか」と言う蒼夜。

だけど…蒼夜も笑みをこぼす。

2人とも…戦いを楽しんでいる。

その会話中も攻撃と守りをしている2人。


カキンカキンドンカキン


という音が響く。

そして2人の笑い声も聞こえる。

「いいねいいね。楽しいね。強いね」と言う夜神。

「強いな…夜神。」と言う蒼夜。

「少し本気を出すとするよ」と言う夜神。

「俺も少し本気出すとするか」と言う蒼夜。

2人とも本気をだしていなかったらしい。

「能力発動 剣の悪魔 レンドールスカール」

「能力発動 夜神流 水龍切り」


カキンゴゴゴドーンドッカーンガラガラガッシャーンドゴンカキン


と派手に音が鳴る。

その音で何事だというように敵が増えてくる。

「ッチ…敵が増えやがった。1回離れるか」と言う蒼夜。

「ありゃ…邪魔が入ってきたか…」と言う夜神。


蒼夜はその場を離れ、零のところに向かう。

「零のほうもバレてるか」と言う蒼夜。

(無事であってくれよ)と思う蒼夜。


そして…

その場所に着いた。

そして…敵側についた零を見て驚く蒼夜。

「…蒼夜さん、ごめんなさい…俺はそちら側に付くことをやめました。雫のことをどうかお願いします。」と言う零。

(は?ふざけんな…こいつ…いまなにを言った…?雫をよろしくお願いしますだ?ふざけんじゃねぇ…大切な妹だろうが…勝手に一人できめんな)と苛立つ蒼夜。

(だが…一旦引くべきだ)と冷静になり逃げることにする。


そして…雫と怨繆のところに向かう。

(今の俺じゃ…奴らに勝てない…もっと強くならにゃならん…それは怨繆たちも一緒だ。)と思う蒼夜。


零と怨妙視点

魔物が多すぎる…どうするか…

これを2人だけで倒すのか…?

できる?

と考える怨繆。

「雫、ここの奴らを一掃できる魔法を放つ周りの安全を確保してくれ」と言う怨繆。

「了解です」と言う雫。

「安全確保完了」と言う雫の声が聞こえる。


「能力発動 天地に返り咲く天命の命今ここに力を」


その瞬間辺りは光で覆われその光が消える頃には魔物は全部消えていなくなっていた。

そして…村人たちに感謝される2人。


蒼夜と合流した2人。

そして…全ての事情を知った2人はどうすればいいのか分からず不安そうな顔をする。

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