第34話

蒼夜と???

蒼夜は道を歩く。

すると…声をかけられる。

声をかけてきたのは160くらいの男。

フードを被っており顔はわからない…。

「蒼夜、楓が消された。

そして…夜闇が出てきた。

気をつけろ…」と言う男。

「あ?なんで…楓が?」と言う蒼夜。

「また…前みたいな惨劇を起こしたくないだろ…」と言う男。

そして…その男は消えた。

(まずいな…よし…謎の男を殺すのは雫と怨繆に任すか…零には一緒に来てもらおう…)と蒼夜は思う。

「零、俺と一緒に来い、そいつはほっといてもいいから」と言う蒼夜。

「え?なんでですか!」と言う零。

「楓がやられた。だから行くぞ」と言うと不安そうな顔をする零。

「わかりました」と承諾してくれた。


そして…夜神を追いかける。


雪魔城 ???

「夜闇、どうだ?」と言う夜神。

「お兄ちゃん、この魔法陣だと世界を滅ぼすには足りない」と言う夜闇。

「なるほど…夜闇の好きなようにしていいからこの魔法陣で世界を滅ぼせ」と言う夜神。

「わかった。」と言う夜闇。

「お父さんたちはどうやったのかな…?」と夜闇は夜神に聞く。

「お父さんたちは魔力を祭壇に注ぎ血を垂らしサタンを召喚したらしいよ」と言う夜神。

サタンとは悪魔の象徴。

悪魔とは天使の真逆の存在。

「召喚魔法?」と聞く夜闇。

「そうだ。お父さんたちよりすごい召喚をしようよ!」と言う夜神。

「わかった!楽しそう」と言う夜闇。

「そうとなれば魔法陣の研究だ」と言う夜神。


怨繆と雫

「能力発動 スターレーザー」

「能力発動 火と水のコンボレーション」

「能力発動 ブラッドムーン」


スターレーザーは魔法で星のレーザー状のなにかを放つ魔法。

火と水のコンボレーションは魔法で火と水を生成し火で焼き、やけどしたところを水で冷やす。

ブラッドムーンは血の雨と赤い月を生成する技。

「くくく…痛いな…酷いな…」と言う謎の男の子。

「零と蒼夜はどこ行ったんだよ…」と言う怨繆。

「わかりません。とりあえず今はこの人を倒すことと魔物を減らすことに専念しましょう」と言う雫。

「そうやね…」と言う怨繆。

「能力発動 召喚 ヴィルファードスール」


これで…魔物を蹴散らしてもらう。

「能力発動 スターブルレーザー」

これで死んでくれないかな…と思う怨繆は最高火力の魔法を放つ。

「くくく…痛い痛い…だが…これでは殺せないぞ」と言う謎の男の子。

するとそこで謎の男の子に着信があったらしい。

「わかりました。すぐ戻ります。」と言う謎の男の子。

「逃がすか」と言う怨繆に雫が「待ってください…とりあえず街を守らなきゃ」と言う。

「それもそうか…零と蒼夜もいないし…守りを強化することにしよう」と言う怨繆。


楓とソフィア

「…私は死んだの…?」と聞く。

眼の前には髪の長い女の人がいる。

「死んではいませんよ。その代わり消えかけているところです」と言う女の人。

「なるほど…消えたらどうなる?」と聞く楓。

「それは、世界が滅び夜神達が望む魔物の王国になるでしょう」と言う女の人。

「そっか…じゃぁ消えれないのか」と言う楓。

「ここから出られる方法は?」と聞く楓。

「貴方の意思の強さで出れます」と言う女の人。

「意思の強さ?」と聞く楓。

「そうです。貴方が世界を救いたいと心の底から願いそれが強ければ強いほど消えません」と言う女の人。

「なるほど…今はその意思が弱いのか」と理解する楓。


さぁ…どうなる?





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