第30話

そして…ついた場所は誰もこなさそうなカフェだった。

木造建築で、とても雰囲気がいい。

「アイスミルクティー1つ」と楓が言う。

「ホットコーヒー1つミルクと砂糖を2個ずつ」とネコネが言う。

「んー…俺はアイスココアを1つ」と言う零。

「俺はアイスコーヒーブラックで」と言う蒼夜。

(ブラック飲めるんだ)と思う楓。

「私は…えーと…オレンジジュースを…」と言う雫。

(雫はコーヒーとか紅茶とか飲めないのか…)と把握する楓。


そしてネコネが話しだす。

「魔血城には幹部が5人、ボスが1人居ます」と言うネコネ。

(え…?幹部が5人…?)と楓は思う。

楓が聞いたのは夜神が幹部であるということだけ。

(夜神の他に4人も…)と楓は思う。

「夜神とは会ったことあるのですか?」と聞くネコネ。

「えぇ…あるわ」と答える楓。

「えーと…幹部の名前は、夜神、ジークフリート、零花、冬翔、フルーレントです。そして…ボスの名前が紫怨です。」と言うネコネ。

そして…それに反応したのが雫、怨繆、零だ。

「え?なんで…姉様の名前が…零…」と言う雫。

「雫…落ち着け。姉様は死んだはずだ…」と言う零。

「なんで…父の名前が…」と怨繆が呟く。

(…なるほど…ここにいるほとんどのやつが…敵の親族か…。…偶然ではないやろうな…)と考える楓。

ピコン(そーですね…神のいたずらか…あえて集まるように敵側が仕掛けたか…。)と言うソフィア。

「まぁ…とにかく情報をお渡ししておきます。世界を救ってください」と言うネコネ。

そしてネコネはコーヒーを飲み干しお会計をし出ていく。

そして…残された楓達はネコネが置いて行った書類を見る。

その書類にはステータスとどういう人物なのかが書かれている。


夜神

年齢 19歳

能力 透明化、不視認、無意識を操れる。

性格 自由奔放ではあるが、ボスの命令にだけは忠実。

所属幹部 雪魔血軍団リーダー長。


ジークフリート

年齢 ???歳

能力 ???の???ができる。

性格 ボスのためなら命を捨てれる。だが…基本だれにも従わない。

所属幹部 ボスの頭脳。

補足 ボスのために頭を使い助言をする。


零花

年齢 18歳

能力 爆発する。ただし周りに建物がある場合は爆発はできない。

所属幹部 幹部長、雪魔血軍団の補佐。


冬翔

年齢 ???歳

能力 ???

所属幹部 死神の終わりの幹部長。

補足 死神の終わりとは無敵な防御を持っていても耐えられない死が訪れる組織。


フルーレント

年齢 28歳

能力 重力操作。

所属幹部 死神の終わりの補佐。


紫怨

年齢 ???歳

能力 ???を操り???を消滅させる。


と言う感じだ。

紫怨のことについてはわからないことばかりだ。

楓が1番警戒しているのが冬翔、フルーレントだ。

この二人は楓の無敵の防御を超えてくる。

楓が負ける可能性がある。

資料を見終わり、楓達は驚きそして…困惑する。


宿を探し、入る。

そして、今は宿でひと休み中だ。

(…もしも夜神の方に私がついたらどうなるんだろうか…)と考える楓。

ピコン(この世界は終わるでしょう。)とソフィアが言う。

(なるほどね。もしも…夜神がこっちに来てくれた場合は…どうなる?)と楓が聞く。

ピコン(勝てる可能性が上がります)とソフィアが答える。

「次の日の早朝に魔血城に行く。昼くらいには着きたい。早く寝よう」と楓が言う。

「夜ご飯は〜?」と聞く4人。

「お金は1人2ゴールドずつあげる。各自で済ましてくれ」と楓が言う。

楓は財布から8枚のゴールドを出す。

そして、それを2枚ずつ渡す。

その後楓は寝てしまった。




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