第29話
夜神に聞いた城に行こうとする楓達。
その城の名前は魔血城。
すると声をかけられる。
「楓さん、俺も連れて行ってください!」と言ったのは蒼夜だった。
「え?蒼夜さんを?」と楓が言う。
「仲間が増えるのはいいじゃないですか!」と言う雫。
(まぁ…たしかに…それに、夜神のこと知ってたし…仲間にしてもいいか。)と楓は思う。
「蒼夜さん、仲間になってください。この辺りに詳しくない私達より地図などを持っている蒼夜さんは頼もしいので。」と言う楓。
零、怨繆も納得しているようだ。
そして、魔血城の場所に行く。
砂漠を通っているときだった。
サソリのような魔物が襲ってきた。
「能力発動 零双剣 ブラッドソード」
蒼夜が能力を発動させる。
これは剣に血を垂らして使う技。
血を消耗するためあまり使われない技なのだが…。
「よし、先に進むか」と言う蒼夜。
「血大丈夫なの…?」と聞く楓。
「回復の能力で血は回復するんだ。」と説明する蒼夜。
街に寄る楓達。
スズメ街。
宿を探す楓達。
「こんにちは、旅人さん」と言う女の人声が聞こえ振り返る楓達。
「私はネコネ。魔女をしているの」と言う女の人。
年齢はよくわからない。
魔女っぽい格好をしている女の人だった。
「ネコネさん、何のようですか…?」と聞く楓にネコネは少し話しにくそうにしている。
「えーと…魔血城のことで…」と言うネコネ。
(なんで…私たちが魔血城を知っていると思ったんだ…?それに…旅人だとすぐに分かったのも怪しい。なんでだ…?)と楓が思っているとネコネが「あ…申し訳ありません。私の能力は心を読む能力でして…」と言うネコネ。
「あー…なるほど」と楓が言う。
ピコン(気をつけてください。敵だった場合厄介です)と言うソフィア。
(わかっている…)と言う楓。
「では…場所を移動するか」と楓が言う。
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