第26話

旧城 スクリュード城に行く楓。

その道中の平原にて…

馬車が止まっていた。

そして…そこでは魔物に襲われている人たちと戦っている。

(なんだ…?襲われているのか…助けるか。)

楓はそう思い、数秒でその人たちのところに行き能力を使う。

「能力発動 スターソード」


これは手に星の形をした剣を持ち、星のようななにか玉のようなものを飛ばし敵を倒すというもの。

魔物が全滅し、助かったと言ってきた男が居た。

「ありがとう、助かった」この男は16くらいの男だった。

「いえ、通りかかっただけです」と言う楓。

「それでも助かった、ありがとう

俺の名前は蒼夜。よろしく。」と言う蒼夜。

「私は楓、こっちは右から零、雫、怨繆です」と説明する楓。

「どこかに行くところだったのですか?」と蒼夜に聞かれ、楓は…

「スクリュード城に行くところで」と言うと蒼夜達もちょうど行くところだったらしい。

そして、馬車に一緒に乗せてもらった。


スクリュード城に行くまでに楓と蒼夜は話をした。

蒼夜はスクリュード城に調査に行くところだったらしい。

国王から、言われたらしい。

そして、同じ調査をしに行く楓達と一緒に行動してくれるらしい。

スクリュード城の地図を持っている蒼夜は案内をしてくれるらしい。

正直助かる。虱潰しに探しても見つからないところにありそうだったのだ。


スクリュード城に着き資料室に行くまでの廊下。

「魔物の気配がするな」と言う蒼夜。

(気配…?する?気配察知の能力を持っているのか…?)と思考する楓。

魔物とは会わずに資料室についた。


さて…ここにはどんな内容があるのか…

少し…見てみることにする。

そして…資料室にあった机の上を見てみる。

するとそこには写真があった。

その写真には二人写っている。

一人は誰かわからない男の人。年齢は38くらい…

そして…もう一人、その男の横にいる男の子は楓と写っていた男の子だった。少し成長しているが…。

(ほんとに誰なんだ…?)

蒼夜が横から見ている。

「こいつ…夜神じゃない…?」と独り言のようにつぶやく。

(夜神…?どうして…私と写ってたんだ…?)と思う楓。

そして…楓はもう少し調べてみることにした。


敵視点

「夜神、ジークフリート様が呼んでいるぞ」と伝えてくれたのは冬翔と呼ばれる人間だ。

「ジークフリート様が…?俺を?」と言う夜神。

(なんか…呼ばれることしたかな…?)と思う夜神。

ジークフリートとは…夜神に仕事を与えてくれた人だ。

「ジークフリート様、夜神です!」と言う夜神。

「夜神、転生者についてわかったことはあるか?」と聞くジークフリート。

ジークフリートは悪魔みたいな…見た目の男の人だ。

「まだ、何もわかってません。」と言う夜神。

その答えに「そうか」と残念そうにするジークフリート。

「いま、調べている最中ですので…もう少しお待ちください。」と夜神が言う。


夜神は何者なのか?

ジークフリートは誰なのか?

楓は世界を救えるのか?

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