第22話
敵視点
楓が転生してくる1年前
夜神は事故で死んだ。
中学2年だった。
夜神は何故か別世界に来ていた。
そこがたまたま楓が送られたところ。
本当にたまたまなのか…?
そして、夜神には別世界に来て、能力をもらった。
その能力は???の???と???の破壊だ。
その世界で夜神は???に拾われ、重役を担っている。
そして…夜神は???に魔物の世界を作る手伝いをさせられている。
これは夜神が???に恩返しをするべく自分から言ったことだ。
そして…指揮は???に任せている。
それに補助をしているのが夜神なのだ。
そして楓が転生してくる一週間前
夜神「???様、魔物の強化をほぼ完全化しました。」
???「なるほど…ありがとう。よくやった燐。では、この近くにある、すず村をその魔物に襲わせろ。」と言われる。
夜神「かしこまりました。」
そして…夜神は報告と指示を聞き終え、とある城の一室を出る。
そこで、近くにいた雪魔血軍団に言う。
「雪魔血軍団のみんな少しいいか?」と夜神が言う。
「夜神様!どうされました?」と雪魔血軍団指揮官長、フリーカが答える。
「今夜この近くにあるすず村を雪魔血軍団に襲ってもらいたい。」と言う。
「わかりました!」と言うフリーカ。
そして…1夜にしてすず村は無くなった。
そして楓が転生した日。
「???様すず村を完全に魔物の住処にしました!」と報告する夜神。
???「よくやった!燐。とりあえず待機だ」と答える???。
そして、部屋を出る夜神。
そこで声をかけられる。
???「夜神様、転生者が現れました」と言うのは年齢20歳くらいの男。
だが、人間ではない。
背中には羽が生え、口には牙がある。
彼は吸血鬼のフルラ。
夜神「転生者?」と聞く。
フルラ「はい。名前を白猫 楓と言うらしいです!」とさらに報告を続ける。
それを聞いた夜神は驚いた表情をした。
だが無かったかのように無表情で「調査を続けろ」と夜神は言った。
魔物の強化を進めなければ…と焦る夜神。
そして、夜神は科学者A(カミルネ)に会いに行く。
ついた場所は森の奥の古くなった家の地下の部屋だ。
「カミルネ、実験は進んでいるか?」と聞く夜神。
「これはこれは、夜神様。進んでおります。」と言うカミルネ。
そして…成功作を夜神に見せる。
「こちらが人間を改造して作り上げた死の実験体です」と紹介するカミルネ。
「ほぉ…で?こいつにはどんな能力が?」と聞く夜神。
「そいつの能力は能力発動させると相手を確実に殺せる。というものです」と答えるカミルネ。
そして、カミルネは他の実験体を見せていく。
だがどれも役に立ちそうにないゴミばかりだ。
「夜神様、これで全てになります。」と言うカミルネ。
「実験を続けろ。実験体が必要なら言ってくれ」と言う夜神。
そしてカミルネと楓が会う1日前。
夜神はカミルネのところに行く。
???がカミルネに出動命令を出した。
「カミルネいるか?」と聞く夜神。
「夜神様。今日はどうされました?」と聞くカミルネ。
「カミルネに???様から出動命令だ。」と言う夜神。
「出動命令ですか?」と聞くカミルネ。
「あぁ。転生者楓の様子見、力量を知りたいらしい。実験体ならなんでも連れて行っていいとのこと。ただし殺すな。と言うのが???様より頂いた伝言だ。」と伝える夜神。
「わかりました。明日の朝行きましょう」と言うカミルネ。
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