第628話 カオスインフィニッター。
「融合したら、戦闘力は減るらしいが、まだまだ戦闘経験が皆無に等しい俺の戦闘力なんて最初からゼロに等しい。つまり、特にデメリットはねぇ。純粋に存在値が跳ねあがるだけだ」
融合したことで、『元から低かった戦闘力』がさらに減っているが、
ゴートは、『そんな事はどうでもいい』と思えるほどの、圧倒的な存在値を得た。
ゴートとソンキー・シャドーが合体した存在『ソンゴート』は、
両腕に接続しているカオスインフィニッターの銃口を、サイゾーに向けて、
「さあ、今の俺に出来る全部……その身でシッカリと受けとってくれや」
そう呟いてから、容赦なく引き金を引く。
ヴゥグオオオオォォォォォォンッッ!!
と、死神の叫びのような唸りが響き、無数の『圧縮されたエネルギー弾』が、休むことなく、次々と発射される。
システムによって特殊カスタムされたフルパレードゼタキャノン――通称『カオスインフィニッター』は、通常の照射モードではなく、マシンガンモードとなり、かつ、30秒間限定だが、無限に撃ち続けられる極悪な兵器。
ゾメガのビルド『大量のフルパレードゼタキャノンを連射する方式』を極限までブラッシュアップし最適化したシステムといえる(すなわち、完全な上位互換。ゾメガの戦法が『火縄銃の三段撃ち』だとしたら、カオスインフィニッターは超高性能な近未来型のマシンガン)。
――休みなしの超威力連射をモロにくらったサイゾー。
当然、
「うぐぐっっ……ぬぐうう……っっっ!」
そんな、狂った暴力に耐えられるはずもなく、
「ぐぁあああああああ!!」
結局、あっさりとサイゾーのドリームオーラは砕け散り、ハチの巣になってから、溶けるように消滅した。
と同時に、カオス・インフィニット‐システムの稼働限界がきて、ソンキー・シャドーとの融合も解除される(どちらも使える時間が非常に短い。その上、次に使えるようになるまで、かなりのリキャストタイムを必要とする――が、ゴートは、ダイアモンド・クロノスフィア‐システムを搭載しているので、カオスもソンキーも、そこそこはやく、再度使用できる)。
サイゾーが消滅した瞬間、弾けるように、
EXレベル6000万相当の魂魄が放出され、ゴートの『中』へと注ぎ込まれる!
注ぎ込まれた魂魄は、
G‐クリエイション・プチの『神チート補正』を受け、
『893兆倍』という頭がおかしい倍率にまで膨れ上がり、
だから!
「お……おぉ……っっ!!」
ゴートの魂魄を爆発的に強化する!
「はっはぁああああ!!」
まるで、脳汁のプールに飛び込んだみたい。
悪魔的な興奮がゴートの全てを包み込む。
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名前『ゴート(ラムド・セノワール)』
種族『究極超魔人』
運命『究極超神霊の支配者』
『強欲な悪夢』
『夢幻のトリックスター』
『時空の原罪を背負うレプリカ』
『ヴァイステラのスティグマ』
『スピリットホライズン』
『膨張する混沌』
『ラスボス』
『生命と魄霊の天敵』
・称号『全てを喰らう者』
『運命の強奪者』
『狂気の革命家』
『究極チーター』
『辿り着いた悪』
『???の???』
他、多数。
《EXレベル》 【9兆5200億】
[HP] 【???】
[MP] 【???】
[スタミナ] 【???】
「攻撃力」 【9999億】
「魔法攻撃力」 【9999億】
「防御力」 【9999億】
「魔法防御力」 【9999億】
「敏捷性」 【9999億】
「耐性値」 【9999億】
「HP再生力」 【9999億】
「魔力回復力」 【9999億】
「スタミナ回復速度」 【9999億】
「反応速度」 【9999億】
「隠しパラメータ合計値」【???】
「獲得経験値」 【???】
「ネクストEXP」 【眩暈(めまい)がするほど莫大】
スペシャル「成長速い」「成長超速い」「成長超々速い」
「全世界一の成長速度」「神をも置き去りにする究極の成長速度」
「強敵を倒した際の経験値7倍」
「超強敵を倒した際の経験値30倍」
「超々強敵を倒した際の経験値1500倍」
「??を??した際の経験値99999倍」
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