第626話 サイコゾーン・サンクチュアリ。


 何度も何度も『サイコゾーン・サンクチュアリ』を使用したゴートの『現在のステータス』がこちら。



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 名前『ゴート(ラムド・セノワール)』

 種族『超魔人』

 運命『究極超神霊の支配者』

   『強欲な悪夢』

   『夢幻のトリックスター』

   『時空の原罪を背負うレプリカ』

   『膨張する混沌』

   『ラスボス』

   『生命と魄霊の天敵』

 ・称号『全てを喰らう者』

    『運命の強奪者』

    『狂気の革命家』

    『究極チーター』

    『???の???』

    他、多数。


 《EXレベル》   【6320万】


 [HP]      【???】

 [MP]      【???】

 [スタミナ]    【???】


 「攻撃力」       【3782万】

 「魔法攻撃力」     【1912万】

 「防御力」       【7989万】

 「魔法防御力」     【2億6002万】

 「敏捷性」       【6933万】

 「耐性値」       【8900万】

 「HP再生力」     【2301万】

 「魔力回復力」     【2590万】

 「スタミナ回復速度」  【5555万】

 「反応速度」      【590万】


 「隠しパラメータ合計値」【???】


 「獲得経験値」     【???】

 「ネクストEXP」   【ちょっと】



 スペシャル「成長速い」「成長超速い」「成長超々速い」

      「全世界一の成長速度」「神をも置き去りにする究極の成長速度」

      「強敵を倒した際の経験値7倍」

      「超強敵を倒した際の経験値30倍」

      「超々強敵を倒した際の経験値1500倍」

      「??を??した際の経験値99999倍」


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 サイコゾーン・サンクチュアリで訓練を施した結果、

 たった数日で、これほどまでの領域に到達する事ができた。



(サイコゾーンでは今の俺と同等のモンスターが出現する……つまり『EXレベル6000万相当の敵』だ。そんなイカれた敵を倒した際に得られるEXPは尋常じゃない……それの893兆倍……いったい、どうなっちまうんだろうねぇ……ワクワクがとまりませんことよ)


 未来を想い、全身が震えた。


(さあ、俺の魂魄に、ぶっちぎった革命を起こそうか……)


 はやる気持ちをおさえこみ、

 ゴートは、サイコゾーン・サンクチュアリの扉を開いた。




 ※ ちなみに、UV1やリーンに対して、この部屋のことは、

 特殊な召喚で用意した『ゴートしか入れないちょっと特殊な訓練施設』という説明で濁している。

 ――テプのガチャであてた訓練施設だし、実際のところゴートしか使えないので、とくに嘘というワケでもない。



 ★



 ――扉に入ると、中は、正方形で区切られた宇宙空間のようだった。

 闇を照らす無数の星。

 暗いのに、とても明るい世界。


 その奥で、『虹色のモヤモヤ』が、静かにまたたいていた。



 ゴートは、そのモヤモヤに近づき、ソっと触れる。


 すると、そのモヤモヤは、グニュニュゥっと形をかえていき、コンマ数秒で、



「……メニューを選択しろ」



 歪な魔人の姿になって、そんな言葉を投げかけてくる。

 彼は、簡単に言うと、サイコゾーン・サンクチュアリのインテリジェンス部分。

 少し違うが、まあ、フッキ・ゴーレムと似たようなもの。

 名前は特にないのだが、ゴートは、彼のことを、この空間にちなんで、『サイゾー』と呼んでいる。



「ギブアップ無しのインフェルノモードで頼む」



「インフェルノモードでは、貴様が死ぬまで、私は闘うのをやめないが、本当にインフェルノモードでいいのか?」


「大丈夫だ、問題ない」


 ゴートの返事をうけると、サイゾーは、剣を召喚して構える。


「それではインフェルノモードで訓練を開始する」





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