霊媒師
「っ!!また夢…?」
手探りでスマホを探す。今の時刻は17:27か。スマホに表示されている霊媒師のサイトを見て、やっと自分が昼寝してしまったことを思い出した。
「あぁ…そっか。霊媒師探さないと…」
今まで昼寝とか短い睡眠時間の時は悪夢を見たことはなかったのに。それに夢で彼が言ってた「お前のせいだ」って…
いや、でも当然か。夢の中の私が彼と喧嘩したせいで彼は事故かなんかにあってあんな血まみれになってしまったんだから…恨まれて当然だ。
早くこんな夢見ないようになりたい。私は手元にあるスマホに視線を移し、霊媒師探しを再開した。ちゃんと…凄そうな人…こんな地獄を早く終わらせてくれる人…!
「ん…?この人…テレビで見たことある。」
色々とサイトを漁っていると、前に放送していた心霊系の番組で出ていた霊媒師が依頼を受け付けているサイトを見つけた。あの時は何も気にしないで見ていたけど、確か結構この人凄かったんだよね…
これ以上迷っても仕方がないので、その人に依頼をしてみることにした。メールで内容を送ると、結構危険かもしれないから明日の13時に来てと言われた。急だなとは思ったけど、こちらとしても早めに対処してくれるのはありがたい。彼に伝えなくては。私は彼がいるであろうリビングへと向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。