第2話




「マコト先輩っ。あのっ、ちょっとっ」

 四限目の授業を終えた昼休み。食堂へと向かうために廊下にあふれかえる人だかりを友達と一緒に泳いでいたところ、横から飛んできたぶっきらぼうな挨拶に肩をつかまれてしまった。

 自分の名を呼ぶ声に反応して迷いが生まれる。そうなったら最後、いつのまにか一般のレールから外れて生存競争に戻ることもできず、濁流の端へとひとり打ち上げられてしまう。

 少しくらい気にしてくれてもいいんじゃないか。と遥か前方の友達に念を送るも、私がいなくなったことよりもソースかつ丼を優先するあたり、ありえそうな将来の光景を目の当たりにしているようで、ささやかな孤独感が脳裏によぎるのだった。

「すみません突然呼び止めてしまって」

 現実をサルベージして、すぐ隣から届く声の発信源に向き直る。ずいぶん大人びているというか、発育の良いマジメな見た目をした女の子が立っていた。私の記憶がたしかなら、放課後の美化委員会をともにする一年生の後輩だったような。

「やあ、そっちも学食?」

 いまいち名前に確信が持てなかったので、笑顔を見せながら手近な話題を返すという浅はかな手法でうやむやにするも、

「いえあのっ、自分はお弁当なんですが。その、ごめんなさい」

 やたらとせわしない挙動が、いつかの放課後の一コマを私に思い出させる。

「よく謝るよね。オータケは」

「ごっ、ごめんなさい」

「あはは。えっと」さりげなく食堂に向かう流れの先へと意識的に目をやり、本題をうながした。「なにか用かな?」

「はっ、はい。その、ちょっとだけお時間大丈夫ですか?」

「あ、うん。今?」

「はい、少しだけ。お手間は取らせませんので」

 今週末に行われるボランティア清掃について、なにかわからないことでもあるのだろうか。

「まあ、少しだけなら」

 しかし、残念ながらそんなありふれた予想は、隣りにくっついていた友達らしき女の子からの「よく言った」という小さな声と、オータケの背中をあやすその彼女の姿によって裏切られる。

 ああ、なるほどね。

 この空気感とオータケの表情には心当たりがあって、ため息が漏れそうになった。平静を装って、堪えて、しかたなく彼女のもとに歩み寄って、提案を一つ。

「ここはちょっと、人目が多いから」

 やさしさ半分わずらわしさ半分の気づかいを示しながら、私は後輩たちを二階の渡り廊下まで誘導する。

 職員棟へと繋がるこの場所は人通りが少ない。まあもっとも、部室棟や駐輪場という選択もあったけれど、この後輩とはたったの二ヶ月ばかり、それも放課後の委員会でしか顔を合わせたことのない相手に対して、そこまでの距離を移動する気にはなれなかった。それにきっと、彼女にとってもこのくらいが誠実な距離なんだと思う。

 いつだって逃げた先には面倒事が待っている。

 こういうときは素直に受け止めるのが一番だと、私は過去の経験から学んだ。

 空気の停滞が影響しているのか、教室よりもひんやりとした渡り廊下の境目に自らの経験を重ねながら、私は校舎を背にオータケと向かい合う。

 ありがとう気持ちは嬉しいよとか、残念だけど君の気持ちには答えられないとか、そんなありきたりな言葉で、はたして彼女は納得してくれるだろうか。

 正直にいえば、こっちの気持ちも少しは考えてほしい。一方的で、ひとりよがりで、自分は間違ってない、それを伝えることが当たり前だ、正しいんだって感じがしてイヤになる。いつもいつもどうして私が悪いみたいになってんだっ。

 王子様なんかじゃない。

 だから、勝手に期待しないで。

 本当はそう言ってやりたかったのに。

 ひじの裏のやわらかい部分をつまみながらオータケの口から出てくる言葉を待っていると、周囲に人がいないことを確認した彼女は意を決したように。

「あっ、あのっ」

 オータケにしては語気の強い発進だったと思う。しかし、それに続いたのは告白の言葉ではなく、「これ、読んでくださいっ」というぶっきらぼうな音と可愛らしい猫のプリントが施された小さな手紙だった。

「ええっと、これは」

 私はそれを受け取って、すぐに開けるべきかと目で確認を求めた。するとオータケは意図を察してか、慌てたように言葉を付け加える。

「あっ、えっと、時間があるときにでも読んでください」

「わかった。それじゃあとで、読ませてもらうね」

 まあ、ここで面倒な空気にならないだけマシかもしれない。

 スカートのポッケにそれを仕舞って『帰ってもいいかな?』と視線を送ってみたけれど、別段引き止められることもなく、オータケは何度も頭を下げては私が立ち去るのを待っているようだった。

 少しだけ気が楽になって、また委員会でと手を振る。頭を抱えているだろう夜の自分に同情しながら、私は足早にその場をあとにしたのだった。




 目的地である食堂に来たものの、気分は浮かばない。案の定ソースかつ丼は売り切れとなっており、仕方なくしょうゆラーメンをチョイスした私は、今は友達の集まるテーブルで代わり映えのしないインスタンチズムな細麺をモソモソとすすっている。

「二組のイトーさんてフリーなんかな?」

 向かいに座るこのしお顔の男はグンジ。一年の頃から一緒に昼食を囲うメンバーの一人でわりと良いヤツなのだが、空気を読まないところが玉にキズだ。

「さあね」

 イトーに恋人がいるかなんて知らない。そもそも私とイトーの関係は日常の外なのだから、学校という空間でイトーとの繋がりを求められても困る。

 はぐらかすようにそう答えて、湯気をまとう熱々の麺をすくった。

「さあねって。マコトってイトーさんと仲良いんだろ?」

 肯定するには恥ずかしく、否定するのは失礼な、妙に気をつかう角度のむずかしい指摘だった。

「どうだったかな」

「いやいや、俺この前見たし」

 すすってから口元を手で隠して、「なにを?」と目で訴える。

 グンジはすでに昼食を食べ終えているからか、会話のキャッチボールというよりは、なんだか投球練習をひたすら受けるブルペンのキャッチャーにでもなったみたいだ。

「イトーさんとニケツしてたべ。マコトが遅刻してきた昼に、あー先週だったっけか?」

 ああ。見られてたのかあ。

 私が決まりの悪い顔をしていたのか、「お前くらい目立つやつがイトーさんと一緒にいりゃあな、そりゃあ」とグンジ。彼の止まらなそうな攻勢にすかさず手を挙げ、私は言葉の続きを遮った。まずは水を飲ませてくれ。

 一口飲んでふぅーっと息をつく。しかしグンジはそれを見計らってから、というか空気を読まずに再び攻勢を仕掛けてくる。

「そいでだねマコトさんや」

「イヤ。そんなの自分で聞きなよ。私関係ないし」

「そんなこと言うなよぉ」

「私にだって色々あんの」

「理系と文系でクラス違うしさあ。なあんも接点ねぇし。なあ頼むよぉ。言っちゃ悪いけど、俺とマコトの仲だろ。関係ないってこたあないんじゃないか?」

「そうそう、火消しに付き合ってくれたのはグンジじゃなかったっけ?」

 隣りに座るミキが会話を割った。

 彼女が言っているのは去年に起きたちょっとした事件のことで、グンジに助け舟を出すのもあながち間違いじゃない。というのも、ある同級生からの告白を袖にしてまもなく、私はその女の子から根の葉もない噂を学校中に吹聴される、いわゆる嫌がらせを受けるようになった。

 色々あって嫌になって、学校行きたくないなあなんて思い悩んだりもして。そんなとき、事態を収めてくれた人物というのがこのグンジだったのだ。

「まあ、それはそうだけど」

 グンジには感謝してる。借りというか、恩というか、なにか手助けできることがあれば、私だって率先して手を差し伸べてあげたいと思ってる。けれど、イトーとの間にそういう話題を持ち込むのは、少し抵抗がある。

「面倒はかけないからさ、さりげなく聞いといてくれよ。こういうのはタイミングが大事っつうか、ホットなときじゃ付け入るスキがねえべ」

「フリーだったら付け入れるって思ってるのはすごいわ。あんた鏡って知ってる?」

「うるっせ。わあってるよ、んなこと」

 イトーと男女の話しをしたことはない。自分の話しすらしたことないよなあ、おたがいに。知られたくないことだってあるだろ、おたがいに。

 そもそも、サボりの理由だって知らないけれど、

「なあ、頼むよマコトぉ」

 そういうなにかをイトーが求めているとは思えなかった。

 とはいえ大切な友達の、それも大きな借りのある友達からの頼み事を断ることもできず。

「わかったよ。ほんとに聞くだけだからね」結局言われた通りグンジの頼み事を頭の片隅に仕舞って、私は信頼の重みを肩から下ろすように、曖昧な言葉をそっと返したのだった。「けど、あんまり期待しないで」




 六月にもなると日中の屋外は暑い。そんな理由で、五限目の授業が終わってまもなくイトーから『放課後にしませんかー?』とメッセージがあった。

 なにも考えずに『そだねー』と返したら、『んじゃ今日はリハーサルをかねて』さっそく会うつもりらしい。

 リハーサルってなんすかね。

 眠気に耐えてぼーっとしてたらいつのまにか帰りのホームルームを迎えていた。チャイムが鳴り部活に向かう者、帰る者、友達と団らんする者、その様相は色々である。

 本来なら私は帰る者に属するのだけれど、今日はイトーとの約束があるので自分の席に座ったままだ。

「王子っ、また明日ねーっ」

 前の扉から手を振ってきたミキにこちらも手を挙げて応える。

 また今日も彼氏と待ち合わせをしているのだろうか。ミキたちは付き合いはじめてからずっとラブラブで、とくに彼女のそれは心底楽しみにしている様子がまっすぐに伝わってきて気持ちがいい。残像を追って、やることがなくなって、ヒマつぶしにスマホを取り出してすぐ、今度は後ろの扉から大きな声が上がった。

「すみませーんっ、マコトさんいますかーっ?」

 はじめて学校で聞くイトーの声だった。

 にしてもよく響くなあ。ほら、教室の男子たちがみんな驚いてるじゃないか。

 こんな注目の中で彼女の声に応えるのは勇気がいるなあと思ってしれーっと席を立つと、イトーの顔よりも私の顔を凝視する人物がひとり。グンジだ。

 わかってんだろうなあ、とアイコンタクトされたような気がしたけれど堂々とシカトしてやった。ま、私なりのジョークだ。

「あれっ、イトーさん、でしたっけ。たしか二組の。なんか私に用ですかー」

 学校で話すのはこれがはじめてなので、妙な照れくささからつい小芝居を打ってしまうも、

「みんなごめんねー、この王子借りてきまーす」

 イトーは周りの目なんかもろともせずに、私の手を取ってぐいぐいと引っ張ってゆく。らしくないなーと小声で言われて、色々あんだよ、と思ったけれど、私はなにも言わずにただ頭をかくだけだった。

 校舎をあとにして校門に続く並木道をふたりで歩く。イトーは手ぶら、私は自転車を押しながら。下校する生徒からはもちろんのこと、隣接するグラウンドで部活動の準備をしている生徒たちからも物珍しいものを見るような奇異な視線を向けられたけれど、彼女にはそういった注目の原因が自身にあるという自覚が薄いのかもしれない。メンタルが強いのか、ただのバカなのか。

 まあ正直、私としてもいつもの知っているイトーでほっとした部分はある。学校には学校だけの、親には親だけの、イトーにはイトーだけの空間というか顔があって、それが交わると困惑してしまうからだ。たとえば、もしイトーと一緒にミキやグンジがいたら、私はどうなるのだろう。想像するだけで肌の表面がかゆくなった。

 校門を出てようやく、馴染みある外の空気に心が落ち着いた。

「んで、これからすさどうすんのさ」

「それをマコトに相談しようと思って」

 どうやらノープランらしい。

 まあたしかに蒸し暑い昼間に河川敷や公園に出向くのはいささかダルいなあと思いはじめていたところなので、私たちのあり方を見直すにはいいタイミングか。

「となるとどっか寄ってくか?」

「いいねー。じゃあ、勝負に負けた方のおごりってことで」

「はあ?」突然なにを言い出すのかと思えば、勝負って。「イヤに決まってんじゃん。めんどくせぇ」

 隣りを向けば、なにやらあやしげな顔が私をとらえている。

「あれれー、あたしに負けるのがこわいのかなー?」

 こういうところはイトーらしいなあ。

「んなわけあるかっ」

「ほらほらっ、そう言わずに」

「はあ、ったく。んで、なにすんの?」

 私はわざとしぶしぶといった様子を見せてからイトーに乗っかるも、彼女は予想を軽々と超えて、

「肩パンっしょ」

 いとも簡単に心の脇腹を突いてくるのだった。

「ぷっ。肩パンてなんだよ。ふははっ」

 今日び聞かないフレーズに横隔膜が痛ぇ。

「えー知らないの?」いちいちファイティングポーズで説明してくるのやめろ。「肩にパンチしあって痛いって言った方が負けってゆうね」

「いやっ、ふふっ。知ってるけどさ、ふははっ」

 ふわっとしたかわいい女子高生が小学生男子みたいなこというから。

 まだ帰宅する生徒の多い通学路の中、しばらくお腹を抱えて笑って自転車を立て掛けて、勝負がはじまる。

 先攻のイトーが「おおりゃああああーっ」という雄叫びとともに拳を放ち、私はそれを「ぷっ、ちょまてっ。うがっ、っつ」と固めた肩で受け止める。え、なにこれ。

「あっつぁぁぁああっ」

「ってぇぇぇええっ」

 思いのほか痛くて笑った。おたがい声を出して笑い合った。

 周りの生徒からは、おかしいやつらがいると白い目を向けられていたに違いない。でも今はそんなことよりも。

 やっぱりイトーと過ごす時間は誰のそれとも違う。

 かたちも大きさも質感も。

 楽しいなあと思った。



 結局、学校からほど近くの大手ハンバーガーショップに落ち着いた。イトーのことだからなにか考えがあるのだろう。と、今は白いシェイクをすすりながら、彼女の口から出てくる言葉を待っている。まだ夏仕様になっていないためか、空調の効きはイマイチだった。

「あたしさ、今日見ちゃったんだよね」

 期待させるふうでもなく、気のないふうを装ったようにイトーが切り出す。

 なんとなくだけど、あの日常のスキマを今後どうするかはイトーの中では決まっていて、むしろ今のが本題というか、落ち着いて話したいことのように感じる。

「なにを?」

 私は軽く返した。

「あんまり興味本位で聞いちゃいけないってことはわかってるんだけどー、気になっちゃってさっ。昼休みの、渡り廊下の」

「えっ、ああ」渡り廊下と聞いて、昼休みの出来事が思い起こされる。というか失礼にも今の今まで忘れていた。「見てたんだ」

「たまたまね。ほら、あたしたち二年って職員室に行くときはみんなあそこを通るでしょ?」

「たしかに」

 人通りが少ないとはいえ、あの場所に誘ったのは軽率だっただろうか。

「あれってやっぱり告白だったの?」

「んーどうかなあ」

 思い出したついでに、ポッケの中で人肌にあたためられていた手紙を取り出してみる。

「それは?」

「たぶん手紙。これ渡されただけだけど」

 今度は忘れないようにしなきゃな。と、月曜の昼あたりにしわしわになったそれがポッケから発見される未来を想像して、なんだか夏休みの宿題みたいだと思った。

「古風な感じね。でもそれってやっぱり、そういうのじゃないの?」

「たぶんね」

 色々あって面倒で、考えるだけで気分が落ちる。

「慣れてるんだ」

「そっちこそ」

 言われたイトーは、やや照れくさそうに口をすぼめて苦笑いを浮かべた。

 叩いた軽口は決してひがみではなく、まるでおたがいを気づかうようなやさしいやり取りだった。ふたりの空気が触れ合って、楽しさの裏側に見え隠れする薄暗さをともなったシンパシーを微かに感じて、決して口にはしないけれど、イトーとの日常のスキマにはそういった安心感にも似た暗黙の一体感が存在しているのもたしかで。だから私の返しが、そんな暗黙の一体感からくる言葉だと気がついて恥ずかしくなったのかもしれない。

 イトーにも似たような悩みが少なからずあるのだろう。少しだけ仕返しをした気分になって、なんだか嬉しかった。

「おたがい大変だねー」

 どうやら話しはこれで終わりらしい。あっ。

「イトーはないの?」ふとグンジからの頼みを思い出して、ポテトの追加されたイトーの横顔に気のない疑問を投げつける。「少しでも気になってるひととか。これからの予定とかでも」

「えっ、ないないっ。ってゆーか今さらなにっ?」

「ああ、べつに。なんとなくっつうか」

「いやー、そんなのいたらマコトとこうして遊んでないよー」

 そらそうだ。よかったなグンジ。

 このこのっ、とイトーが私の頬を小突いてきたのでシッシッと相手をしてやった。

「それで、どうすんのさ?」

 これからの私たちは。

 この手の話題を切り上げて、気になる本題に話しを戻す。

 いよいよ外は危険な本性を現す時期だった。となると屋内のこうした場所になるけれど、イトーのことだからそんなありきたりな提案はないよなあ。とか考えていたらやっぱり、

「決まってんじゃん。これからはマコトの家にしよーおーっ」

 と、わけのわからないことを言ってきやがった。

「いやいや」

「えーどうしてダメなの?」

「いやどうしてって、そんなの」

 恥ずかしいからに決まってんじゃん。

「あっ、エロ本あるんだ。大丈夫。あたしそういうの気にしないから」

「ちっげえよっ。そうじゃなくてさあ」

 距離感っつうかさ、教室に来たときもそうだったけど感じるものがあるだろっ。こう、むずがゆいもんがあるだろっ。頭バグってんのか?

「わかったわかった。じゃあさ、あたしの家はどうかな?」

「ああん、イトーの家?」

「ヨーカドーじゃあないですよー」

 わかっとるわっ。まったく。

 イトーん家かあ。イトーん家ねぇ。と考えて、まったく想像が浮かばないけれど、他に案がないので仕方なく結論する。

「まあ、それなら」

「じゃあ決まりね。次の月曜日、ちゃんと迎えにくるようにっ」

 イトーはポテトの先でビッと念を押すように、言葉を締めくくった。

「ま、いいけど」

 どうして私がわざわざ迎えなんてしなきゃならんのだと思うも、うちに来られるよりはマシかと妥協する。はぁーっとため息をついてシェイクをくわえる。そして、ポテトを頬張ってピンっと指を弾くイトーのいつもの得意げな顔を見て、今さらながら気づく。

 もしかして、ハナからこれが狙いだったんじゃないだろうかと。

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私にしとけばいいのに 椎名宗一郎 @shina_soichiro

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