第7話

「死ねー―っ。リア、死ねーーーーーーーーーっ」

男の五指がリアの喉に食い込む。

ギリギリと締め上げるサングラスの男。

そのときリアが変身した。

真っ黒な革ジャンに、黒いブーツ。

背丈は1・5メートルほどになっている。

黒いサングラスに十字架の銀のネックレス。

その金髪で長髪の美貌はハリウッドスターかと

見まがうばかりだ。

 男が驚嘆の目をリアに向けた。

「死ね」

リアがそうつぶやいて、男の右腕を握った。

さほど、力を込めてはいなかった。

「ぐわ――――――――――っ」

男が苦悶に顔を歪めた。

リアがニッコリ微笑んで指に

ほんの少し力を込めた。

「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」

男の腕が奇妙にねじれ、そして爆発した。

血と肉片が部屋中に飛び散り、

そしてリアを汚した

舌なめずりするリア。

「我に逆らうものは血で制裁を受けん」

リアはそうつぶやくと、病室の

壁に拳で一撃を加えた。

病院が完全に崩壊し崩れ去った。

リアが夜の街に消えていった。

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破壊都市(アンドロイド龍王伝説)episodeONE @k0905f0905

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