Mayze

第5話 気球に乗って

　5月25日

長野県中野市で散弾銃を持った同市議会議長の息子が自身の自宅に立てこもる事件が発生。この事件の影響で、警察官2人が殉職、女性2人が死亡。

　マサは、気球に乗って広大な浮間を飛び回っていた。笹かまの村から出発してから数日が経ち、前歯をむき出しにしてバイトを探す日々が続いていた。

　27日、マサは遠くで気球が墜落するのを見かけた。急いでその場所へ向かうと、気球を操縦していたのはトシキだった。トシキは気球の修理を手伝ってくれるように頼んだが、マサは気球には詳しくなかった。

　そこでマサは、気球の修理を専門とするバイトを探すことにした。浮間の街を歩き回り、気球に詳しい人々に声をかける中で、気球の専門家として知られる老人に出会った。彼の名は浮間のジャックで、数々の気球修理の経験を持っていた。

　マサはジャックに気球の修理を教わることになり、修理技術を磨く日々が始まった。ジャックは厳しい師匠だったが、マサは前歯を食いしばりながらも修理技術を着実に身につけていった。

　修理技術を身につけたマサは、気球の修理依頼を受けるようになり、バイトとしての腕も上がっていった。そして、ある日気球の修理中にトシキと再会し、共に新たな冒険への旅立ちを誓ったのだった。

　5月31日

　午前6時28分、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）が東倉里付近から1発の弾道ミサイルの可能性のあるものを南方向に発射。35分頃、黄海上で消失した。政府は日本上空を通過する可能性があるとして沖縄県を対象にJアラートを発令。29日に衛星（日本政府の主張では「弾道ミサイル」）を発射すると日本政府に通報があった。

　マサと鞍馬トシキは、古代の遺跡を探索するために山岳地帯へと旅立ちました。その地域は神秘的な力に満ちており、探検者たちを魅了する多くの謎や危険が潜んでいます。彼らは山道を進みながら、石畳の小道や古い神殿跡を通過していきます。

　突然、夜の闇に包まれた森で、二人は不気味な気配を感じます。その時、鞍馬の背後から何者かが襲い掛かります。鞍馬は素早く身をかわし、マサは手にした剣で襲ってきた影を切り裂きます。しかし、その影はすぐに姿を消し、その背後から再び襲い掛かってきます。

　マサは冷静に判断し、鞍馬と共に神秘的な力を使って影を追い詰めます。鞍馬の掌から放たれる光が、影を浮き彫りにし、それが切り裂きジャックとして知られる邪悪な存在であることが明らかになります。切り裂きジャックは恐ろしい姿を現し、マサと鞍馬に襲い掛かってきます。

　激しい戦いの中、マサは鞍馬の魔法と連携して、切り裂きジャックに立ち向かいます。その戦いは激烈を極め、岩や木々が砕ける音が響き渡ります。最終的に、マサと鞍馬は切り裂きジャックを撃退し、その謎に迫るためにさらなる冒険へと向かうのでした。

　マサは刺し傷を押さえながら、頭痛薬を探しました。頭痛が酷く、痛みが彼の判断力を鈍らせることを恐れましたが、進むしかありません。荒れた山道を進み、やっとの思いで鞍馬にたどり着きました。

　鞍馬の神秘的な雰囲気に包まれながら、マサは魔導書を手に入れるために奮闘しました。少林寺拳法の修行が役立ち、機敏な動きで障害を乗り越えます。漆間の影が忍び寄る中、マサは魔導書を手に入れ、その古代の知識に触れることができました。

　しかし、疲れと刺し傷の痛みが限界に近づいていました。彼は気球を発見し、それが浮間への唯一の手段だと気づきます。決意を固め、気球に乗り込んだマサは、過酷な旅を経て浮間へ向かうのでした。