第11話 数年後
―――――――――数年後。
「パパー
「あるよ。」
「じゃあ行こっか。」
――――――――3時間後。
「ただいまー。」
「ただいまー。」
「おかえり。」
「あれ?稜太は?」
「みんな帰ってくるって張り切っちゃってさ。買い物行って帰ってこない。」
「僕、迎えに行ってくる?」
「いいよ。あいつなりに楽しんでるから。」
――――――「ただいま。」
「ほら、帰ってきた。」
「真里亜…。」
「どうしたの。」
「一緒に行けばよかった。」
「寂しくなっちゃったの?」
「うん……」
「買い物はできたんでしょ?」
「うん。」
「よく出来ました。ほら、準備するよ。」
「花梨ー!お前また可愛くなったな!食べちゃうぞ!」
―――――――――この数年の間に色々変わって、翔と愛穂がくっついて花梨ができた。
僕と真里亜はおさまって、結婚して、みんなで家族になった。
一番欲しかったものが手に入った。
「まりや」
「うん?」
「今日も綺麗だね」
「ありがとう」
―――――――――「かけ。」
「うん?」
「愛してる」
「僕もだよ。」
可愛いオトコ 海星 @Kaisei123
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます