第10話 翔

あの後、愛穂を帰らせて翔を入れた。


ベットに座る僕に真っ先に寄ってきて押し倒した。


「素直になって。僕はどんな稜太でも大好きだよ。でもね、本当は甘えん坊な稜太が好き。」


「じゃあキスして。」

「やだ。しない。」

「なんで?」



翔は満面の笑みで僕を見て優しく口付けた。

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