第12話激突、魔の薔薇の脅威
ハルオの
最初に仕掛けたのは
「ムーン、腕はなかなかでオジャルなぁ」
しかしその程度は織り込み済み、第二と第三の矢を速射する、まるで同時に放たれたかのように二つの矢は同時にハルオに放たれるしかし
「なんと!」
射ち放たれたれた二つの矢は黒光りするマッスルの大男の胸筋に阻まれる
「フーム、これこそ
実体と寸分違わぬ存在を妄想を具現化することで可能とする、その恐るべき妄想力に驚いていると次の攻撃が飛んで来る
「油断大敵ナリ~
飛来する青い薔薇を寸ででかわす
極限まで練り上げたBL妄想を青薔薇の形に変えて
(反撃しなければやられる)
覚悟を決めて己の思いを込めて弓を引き絞り全力の一矢を放つ
「
「ヌフフ、ならばこちらも
お互いの必殺の
しかし
幹部と
「なぜなのですか?」
「うん~?」
「貴女の
「ウーム対等に戦っているつもりのようデスナ?これこそ幹部と
そう、ハルオは自身の
「狩人がウサギを狩るのに本気など出さぬでオジャロウ?それと同じように拙者キミには
それは
「
その瞬間、様々な
「
ぼろぼろの体では抵抗敵わず
圧倒的な実力で捩じ伏せられた
「オヤオヤまだ生きているみたいデスナ?しかしその健闘も此処まででオジャル」
その時、空を裂く音が響き何かが飛来する、慌ててそれを避けて振り返るとそこに白いショートボブの眼鏡を掛けた
そう、先程の空を裂く鋭い音は矢を放つ音だったのだ
「ムウ、オヌシ何者でオジャル?」
ハルオの叫びに
「
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