第11話迫る電子迷宮の罠、立ち向かう弓兵の狩人
ハルオの
しかし夢学本校とてこのままこの迷宮に恐れをなして二の足を踏み続けているわけにはいかない
「迷宮の入口は三つ、六体一組の小隊を三小隊作って計十八体でこの迷宮を強行突破する」
上層部はこの状況をなんとか打開するために強行策に打って出る事にした、その任務に選ばれた決死隊の中には
皆何としてもこの現状を変えて事態を解決するべく自ら志願して集まった
第一班、
第二班、昆虫の特性を宿しその複眼でどんな異変も逃さず対処する昆虫小隊
第三班、各々が重武器を装備した強力な突撃力を誇る
それぞれが特色を持った精強な者達で構成された決死隊である
「よし、それでは強行突破作戦を開始する、皆武運を祈る」
「全隊突撃!」
上級生の号令を受けて
「うーん?また拙者の
ハルオの
「ぬお、こっこれは・・・」
「全方位にマッチョなおっさんがああああぁ」
「目がっ眼があああぁぁぁ」
マッチョなおっさんのセクシーポーズと云う終末の光景が広範囲で複眼に飛び込み
それに対して重装歩兵部隊は周りの幻影に惑わされないように唯正面だけを向いて突撃して行く
しかしそんな彼女達を黒い薔薇が襲う、
「ぐあああぁ、何だこれはあぁ」
「
「やめろおぉぉ、私の思い出を汚すなああぁぁ」
その
無論、
そして他の
「ホホウ、あの
「はあっ、やっと踏破しましたよ
肩で息をしながらも決意を宿した瞳で
「私は
「ホウホウ成る程、しかしオヌシも無傷ではあるまい、その体で拙者に本気で勝てるとでも?」
「勝てるではない、勝つのです、その為に多くの
「ウーン若い、若さは時に無謀に繋がると云う事を拙者が教えてしんぜよう」
しかしハルオも迷宮のみで幹部に登り詰めた
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