第6話貧なる王
土井津地区で未だ激戦が続いている中で
浦安支部の
その中の一体が櫻子の前に立ち塞がった、亀のような丸い甲羅を背中に背負い両手に亀甲型の手甲を構える
「我こそは黒き宝石の名を取る
「良いじゃん、夢学生ならそう来なくちゃ」
嬉しそうに胸の谷間より愛剣[
それこそ
「アレが噂の、しかし我が戦術はこの背面の甲羅にて耐え抜いた先に勝利を掴む、正に後手の策よ」
だがそんな
迫る頑丈な甲羅に、されど恐れることなく貧なる王は堂々と待ち構え自慢の[
瞬間、巨大な剣閃が走るとトータスエロスの甲羅が音を立て砕けた
「ぐあああ、馬鹿な、私の外骨格を!」
直後トータスエロスは爆発四散した、貧なる王のその力に驚愕は有れど敵も皆恐れを知らぬ
ましてや此処は自分達の
「我こそは
「私こそは
リザドエロスは背部の
しかし
途端、二人と
これこそは
次の瞬間には[
なんとか剣で攻撃を受け止めたリザドエロスであったがそこには圧倒的な戦闘力の差があった
「我が軍の
残存する部隊を鼓舞して突撃を敢行するもその部隊は瞬く間に蹴散らされリザドエロスも一刀の下に斬り捨てられるのであった
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