第41話 言うべき言葉
平日が過ぎ、土曜日になった。
相変わらず、というか暑さがさらに増している。まるで
「ハジメさん。おはようございます」
「おはよう。あと1週間ね」
「よっ。ハジメ。
さんにんに対して、ハジメは、なんの
「おはよう」
すこし、料理の味が忘れられないかもしれない、と思った。市販のものよりも薄味な、あの料理が。
「いいんですか?
「いいんだよ。これで」
死神ちゃんの疑問にも、即答。ハジメは、詳しい計画を話さない。ちなみに、すでに選手として参加することは決まっていた。
「その余裕。足元をすくわれないようにするんだな!」
「そう言う
マツの言葉に、さんにんがナオキのほうを見た。
「参加するわけないじゃないか。オレは、無力だ」
がっくりと肩を落とすナオキ。ゆっくりとメガネの位置を直した。過去に何があったのか。
その日も
歯磨きをして。
再びゲームをし、ほどよい時間で解散となる。
「それじゃ、またな」
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