第40話 ルール違反じゃない
何事もなかったかのように。
その日もいつものように、ハジメの部屋でゲーム
四人同時プレイをしたりしなかったりして過ごした。
「ちょっと! し――ハジメさん! それは反則ですよ!」
「ルール
「そうよ。
「なんてことだ。オレに力がないばかりに」
ナオキは
「みんなゲーム買ったんだろ? だったら
「それは、そうなんですけど」
歯切れの悪い
「操作感がムズいんだよ」
「まったくだわ。なかなか慣れないもの」
ナオキとマツは、同じようにぼやいた。
そして、昼もおなじく。
「やっぱり、おいしいです」
「えっへん」
ナオキの見え見えのお
「ふっ」
「何よ、その笑いは。今日、おかしいわよ?」
マツは何かを
食後も再びゲームに
時間はあっというまに過ぎ、解散になった。
「さて、と」
ハジメがつぶやいた。
もう一度、張り紙を、
「ボコボコにやられれば、愛想をつかして去っていくだろう」
本音が
ハジメは、みずからを
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