第24話 世界の命運
昼食を食べるハジメたち。肉じゃがだ。
ひとつのテーブルに、よっつのイス。座るのはさんにん。
「こんなことで、勝ったと思わないことね。
「まあまあ。いまはのんびり食べよう」
「
「だから――」
「
「あなたには言われたくないですね!」
やはり、マツと
「しかし、うまいな」
「でしょう。
「それとこれとは別問題だ」
落ち込む
「もっと別の話題はないのかしら」
食べ終わり、歯を磨いた
マツの歯ブラシは、ハジメが用意しなかった。持参していたのだ。
「マイ歯ブラシとは、わかってるね。
「そんな呼びかたじゃなくて、マツって呼んでよ」
眉を下げるハジメを見て、
「おマツ。次はなんの
「あら。嫌ねえ。
余裕を見せるマツ。見た目のとおり精神的に大人なようだ。
「それで、昼からどうするんだよ」
ハジメの問いに、しばしの
「どうもしませんよ」
「
「やっぱり、何かしましょう!」
即座に意見を変えた
「世界の命運をかけた戦いの始まりね」
「ただのゲームじゃないか」
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