恫喝(どうかつ)

@k0905f0905

第1話

「バああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああかやああああああああああああああろおおおおおおおおう!」

 暴力団員らしき頬に傷のある男に恫喝された

コンビニの店員は見るも無惨だった。

全身をワナワナと震わせ、顔面が蒼白になる。

恐らく失禁でもしているのかもしれない。

店員は恐る恐る口を開いた。

「す・い・ま・せ・ん」

消え入るような小声だ。

声は震えている。

「なああああああああああああああああああああああああああああああにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ、スイマセンデ

すんだら警察いらねえんだよ。わかってんのかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」

「はっ、ハイ」

店員の女の子はベトナムあたりの子だろうか。

小柄で華奢な体で必死に恐怖に耐えている。

「あああああああああああああああーーーーーーーーーあ、どうしてくれるんだよ、一体⁈」

オトコは尚も言いがかりをつけた。

「どっ、どうすればよろしいんでしょうか」

「そうだな、まっ、裸踊りでも

踊ってもらおうか」

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