「こんにちは、かわいい服だね」

次にあった彼女は、また背が小さくなる魔法をかけてきたみたい。

「こんにちは、マリー」

黒い髪は変わらずにきれいだったけど、いつもより短くきられていて、肩にもついてなかったわ。

「ぼくのミドルネーム、いいでしょ？おかあさまと同じなんだ！あなたのお名前は？」

また記憶がないみたい、でも、それでもいいの。

私たちは親友だから。

「私はシャルロットよ。なにかいっしょにお話しない？」

きっとすぐに仲良くなれるわ。

「いいよ！じゃあぼくとおかあさまが好きなお花の話をしよう。それはね」

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