第8話

「銀河、こっちにおいでよ」

どうやら天上界についたらしい。

ミミの声が聴こえる

生きてはいるみたいだ。

「こっち、こっち」

ミミが猫まねき(?)してわたしをいざなう。

わたしはミミの言う通り、上海通り

という街路を歩き、高麗階段という

階段を上り、ようやく大きな

広間に出たの。

「ココだよ、ここ」

ミミが一軒の古びたシャッターが閉まっている「

店舗の前でたちどまった。

「ふーん。でもシャッター閉まってるじゃん」

「経営不振で主のビビンバはしばらく

店を閉めるってふてくされてるんだ」

「大丈夫なの?食べれる?」

「大丈夫、ボクが叩き起こしてくる」

ミミが店の中にはいっていった。

「寝てたのか。微かに不安」


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