第6話
「この絹糸を伝って天上界までいく」
駐車場の天井から吊るされた細い
絹糸を指さして(?)ミミが
胸を張った(?)
「これを?天上界?ご冗談でしょう?」
わたしが手をひらひらとふった。
「信じられないのも無理はない。
銀河程度のアタマじゃな」
「やかましい!さっさと案内せえ」
「この絹糸に捕まって昇れば
よろしい。ただそれだけ」
「えーーっ、いやだあ。パンツ
見る気でしょう?」
「興味なし!ホレ昇れ昇れ」
「わっ、わかったわよ」
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