ヴァンパイアちゃんは恋がしたい

夜加城。

第1話

俺は三上大和。

どこにでもいる高校生だ、

ここ宮城県仙台市の高校に通っている、

さて、自己紹介はここまで、

ここ仙台市にはある噂がたっている、

『この街には吸血鬼がでる。』

だそうだ。

そんなこと信じないたちなのだが、少し気になってしまう。

これは普通の高校生と1人の吸血鬼のお話。





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俺は今、ある所へ向かって歩いている。

今日の国語の授業に食べ物の話が出てきた。

だから、小学生の頃によく行っていた駄菓子屋に行ってみようと思った訳だ。

俺の家の近くにある駄菓子屋、

『やよい堂』

店主の『弥生坂 澪夜』さん。

俺が小学生の頃からお世話になっている。

俺の親は俺が小さい頃に他界してしまった。

だから、澪夜さんは俺の命の恩人と言っても過言じゃ無い。

そんなことを考えているとやよい堂に着いた。

藍染の綺麗な暖簾をくぐって中へと入る。



「澪夜さん久しぶり。」



「あら、大和くん、久しぶりねぇ、」



澪夜さんは俺を見ると、にこっと笑う、

店内は全然変わっていない、

温かみのあるポップ、様々な駄菓子、

小学生の時と同じだ。



「今日はどうしたの?」



「ただ駄菓子を買いにきただけだよ。」



「そっか、最近来ないから心配しちゃったよ。」



「忙しくてさ、」




レジのところで他愛もない、世間話をする。

だが、長々と話すわけにはいかない、

俺は欲しい駄菓子があったから、

サッとそれをとってレジへ持って行った、




「えっと、100円ね。」



「っと、はい、丁度。」



「はい、丁度ね、次いつ来る?」



「んー、また明日も寄ってくよ、」



「おっけー、待ってるよ」




そう言って俺は店を出る、

明日も学校はあるけど早めに帰れそうだから、

帰れたとしたらまたここに寄っていこう、

そうして俺は帰路につく。





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今の時刻は午後12:16分、

明日も早く行かなくてはいけないから、

俺は部屋の電気を消して、ベッドに横になる、


今は深夜2時頃、

ベッドに横になってからすぐ寝てしまったのだろう、すると突然、窓も開けてないのにそよ風を感じた、そして、後ろに目を向けると、、



「……こんばんは。」



「誰?」



なんか、全身赤っぽい服やアクセサリーをした高校生ぐらいの女性が窓の外に立っていた、そして窓を開けると、彼女は中に入った。



「……えっと、怖くないの?」



彼女は恐る恐る俺に質問する、



「別に、見た目可愛いから怖くないよ」



「……え?」





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