幕間3 登場モフモフ紹介。
※登場モフモフ紹介でございます。
※( )の部分には、噂も含まれます。
※魔羊ネエネエ
偉大なる三人の魔女様のうちのお一人、森の魔女様にお仕えする従魔。
魔女様とは主従関係ではあるがそれを超えた絆で結ばれている。これはガウガウ、ピイピイとそれぞれの魔女様方も同様である。
魔羊とは、普通の羊よりも少し大きく、魔力と知力も高い種類の羊。これが魔羊と呼ばれる。
魔羊の乳は滋養に優れ、美味。
獣人族はもちろん、人族の乳児の栄養補給にも用いられるため、魔羊を畜産とする場合は魔乳羊、または魔羊毛用としてがほとんどである。
雄の魔羊は普通の羊のための牧魔羊としても育てられることがある。
ネエネエは魔羊の中でもやや大きめ。魔羊毛の色は黒。
家事万能、魔力もたくさんの雌羊。
気は優しくて魔力持ち。力持ちでもある。
人族も含めた意思疎通が可能な生きものとは念話で話をすることが可能。語尾は、「ねえ」。会話も可能ではあるが、より得意なのは念話。
人型の女性に変化したときは、普通の語尾での会話が可能。
女性であれば老若問わず変化ができるが、主たる森の魔女様のご希望により、人型での外出時は家事全般万能な雰囲気の人族の中年女性に変化することが多い。
フカフカモフモフの魔羊毛は、収納力も高い。
従魔として契約をした際の魔力供与に伴う清浄魔法、保存魔法付与で魔羊毛への収納品は変質しない。
また、排泄時などの汚れにも清浄魔法が作用するため、洋服などを着用する必要もない。羊蹄も同じ。必要な場では服や靴も着用をする。
これは、ガウガウ、ピイピイも同様である。
冬毛はモフモフでフカフカ。夏毛はサラサラ。ただし、夏毛もサラサラモフモフではある。
もふん、と高魔力で気合を入れると、大きくもなれる。ネエネエが言うには『森とか、小さなお山くらいなら簡単ですねえ!』である。
ふだんは二つ足。走るときは四つ足。
馬車よりも速い魔馬車以上の速さ。魔馬車とは多足の魔馬の馬車のこと。馬車よりも速く、高級。
料理洗濯掃除編みものといったおさんどん全般と魔蜂の養蜂とモフモフな体で軽快に躍るのが大好きで大得意。意外に、かなりの達筆。走ることも大好き。
偉大なる森の魔女様と同等のお力を持つ雪原の魔女様、山の魔女様にお仕えしている従魔仲間のガウガウ、ピイピイとは大のなかよし。
お互いのことを尊敬し合う、たいへんによき関係である。
精霊さん、妖精さんといった普通は目には見えない存在となかよしになることも多い。
※魔熊ガウガウ
森の魔女様、山の魔女様と並び称される雪原の魔女様にお仕えする白い魔熊。
モフモフフカフカのかわいらしい外見。
紳士のような言葉遣いと態度の持ち主。
ネエネエ、ピイピイとともに就寝、入浴もするため、雌魔熊かも知れないが、たいていは雄魔熊と思われている、とにかく紳士的な魔熊。
ちなみにネエネエは『ガウガウはガウガウですねえ! ネエネエたちはとってもなかよしですからねえ!』と言っている。
ピイピイも『わたしたちの友情には何ら関係ございません』とのこと。
ネエネエ以上の力持ちで、魔力は同等。
家事全般が大得意で、家事を行うことはかなり好き。
お茶を入れることが特に上手い。自分で選んだ茶葉を雪原の魔女様や二人に出すことも大好き。
落ち着きがあり、魔道具の操作にも長けている。
(高魔力を込めた気合を入れると、大型の魔熊になり、外見も凛々しくなるようである)
雪原の魔女様を心から敬い、大切に思い思われている。
冷静で落ち着きがあるまとめ役の面が多いが、ネエネエ、ピイピイのことを心から信頼しており、二人とは厚く深い友情で結ばれている。
※魔鳥ピイピイ
森の魔女様、雪原の魔女様と同等と称えられる山の魔女様にお仕えする青い魔鳥。
小さな小鳥で、やはり、モフモフフカフカの愛らしい外見。おそらく、雌。
飛行の速さは雪原の魔女様が作られた特別な飛行の箒と同等なほど。
(高魔力で気合を入れると大きく美しい鷲の姿になり、その速さは速さ自慢の飛竜との飛行勝負で勝利したという噂もある)
ただし、小鳥の魔鳥の状態のピイピイも魔鳥の速さを卓越した飛行能力である。
やはり、家事全般が大得意。
風魔法で道具や魔道具を操作することも多い。
魔法全般はすべて巧みで、苦手な分野の魔法はないが、特に、繊細な魔法を使うことが得意。
例えば、風魔法で茶器を操り湯と茶葉を混ぜ合うなどもたいへんに上手である。
声は、一流の詩人のうたう詩のようだとガウガウが評するほど。
ピイピイが山の精霊に歌を捧げると、魔草や魔果実の育ちや実りが潤沢になるらしい。
山の魔女様にお仕えできる誇りと喜びがひじょうに強い。そして、山の魔女様からの信頼がたいへんに厚い。
冷静な分析力と注意力があり、様々な説明の際に活躍をすることも多い。
ネエネエとガウガウはピイピイにとって、親愛なる尊敬する大切なお二人。
※モフモフ三人組の合言葉は、「ネエ、ガウ、ピイ」。気合を入れたいとき、気持ちを高めたいときなど、様々なところで活用している。
山の魔女様が異世界の体操から着想をされたモフモフ体操が、三人組の朝の日課。
昼と夜でも行えるときには行いたいというくらいに三人組はこの体操が大好きである。
ネエネエたちモフモフ三人組は、従魔でありながら、多数の魔女、魔法使い、魔術師たちから尊敬されている三人組。
一般の王国などからの扱いは魔女三人の力を知る国からは「魔女様の御使い様」とされている。その言葉は魔女様方のお言葉とせよ、という認識である。
今回の任務の地である獣人王国においては、三人組を御使い様と知るものたちに対しては、「国王以上の立場としてご対応申し上げよ」という国王自らの通達がなされている。
第二章 モフモフ三人組、獣人王国へ。
《了》
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