第三章 三

 中部地方、自然豊かな山の奥深く。透き通るような美しい水の渓流けいりゅうが近くを流れている。

 私立中学校『マギ ルミネア』は、世間の人気をよそに、外界とは隔絶かくぜつされた緑あふれる世界の中で、ひっそりとたたずんでいた。

 校舎はちょうど、アラビア数字の3を左右反対にひっくり返した形をしていて、一番下の棟は職員棟と呼ばれ、一階に、職員室や校長室、会議室など。二階と三階には、教科に使用するための部屋があった。

 ただし、この学校では各学年の総代と言う、いわば学級委員のような生徒が一名おり、学校入学時から指名を受けて卒業するまで変わらない。

 だから、通常の学校のように生徒会役員を選挙で決めることはなく、総代を助ける役員を各クラスから募って学校運営を進めていた。

 

 真ん中にある棟は、実技系教科棟と呼ばれ、主要五教科以外の実技系教科を学ぶ棟として使われていた。

 美術室、音楽室、理科室が階をまたいで存在していた。

 一番上の棟は、食堂棟と呼ばれ、一階には、かなり広い食堂があり、二階には、図書室、三階には、音響の整った小規模ホールがあった。

 

 校舎外には体育館があり、体育館に行くには、食堂入り口前の外通路を渡っていた。

 生徒の寮は男子寮と女子寮との二つに分かれ、寮同士は、体育館を境に距離がある。男子寮に行くには食堂棟の端にある通路から、女子寮に行くには食堂棟沿いの廊下を進み、寮の通路へと歩く必要があった。

 いずれの寮も、校舎から少し離れた場所にあったが、室内の窓からは自然の景色を楽しむことができ、集中して勉強したり読書したりするには最適の環境だった。

 

 真木まきは数回に渡る選抜試験と最終面接を乗り切り、晴れて『マギ ルミネア』に入学できたことに幸せでいっぱいだった。

 『マギ ルミネア』の制服は、冬は濃紺色のブレザージャケット。夏服は上がシャツで下は濃紺のスラックスかスカート。

 いかにも定番な制服ではあったが、妙に制服の生地と仕立てが良く、聞けば、外国の職人に手助けしてもらった制服だと言うことだった。良く見れば、ボタンも銀色で、火がともされたような学校の紋章も入っており、胸元のエンブレムといい、細部まで凝っていた。女子はチェックスカートのチェックが、他にないようなベージュと紺色、濃灰色でまとめたチェックで、気に入っている者もいるとの話だった。

 

 『マギ ルミネア』では、学年に二クラスしかなかった。それぞれ二十五名の生徒が在籍しており、真木は一年二組に入ることになった。

 最初の頃こそ同じクラスで全科目を受けてはいたが、その内に学力レベルに応じた五教科の習熟度別、少人数授業に割り振られていった。

 中でも、クラスメートの烏堂渡うどうわたるという男子生徒と度々同じ授業になることに、真木は少し違和感を覚えていた。

 たとえば、数学の授業のときだった。

 真木が躍起になって数学の文章題に取り組んでいるとき、ふと横を見てみると、烏堂は頬杖をついて何もしていない。

 ノートも板書は取ったようだが、文章題を解いているようには見えなかった。

 気になって見ていると、烏堂はようやく真木の視線に気づいたのか、シャーペンを手にして文章題を解いている。だが、その解答の仕方も、わざとゆっくり時間をかけているような、のろのろしたものだったのが真木には気になった。

 

 烏堂は、わざと学力レベルを落として授業を受けているのではないか。

 そんな疑念が真木の中で生まれたが、それと同時に、どうしてそんなことをしているのか、という疑念もあった。

 そもそも、『マギ ルミネア』は豊富な教師陣がうたい文句の学校だ。何らかの意図があったとしても、選抜試験を乗り越えるのは大変だったし、かなりの苦労もした。現在は少人数授業であることもあって、学習の取りこぼしもほとんどない。私立学校であることもあり、学費も非常にかかっている。

 それなのに、烏堂の学校での態度は妙に変だった。

 真木は釈然としないものを感じる。

 この学校で持っている学力を発揮しない、なんてことがあるのだろうか、と。

 

 その上、烏堂は人よりも容量が良く、クラスで厄介な当番などの面倒事が回ってくると、さっと人に押しつけて平気な素振りをする性格だった。

 たとえば、二人で放送委員に決まり、初めての委員会に出席したときのことだ。

 配布されたプリントをもとに、発声練習や文節を区切って文章を読む練習にも烏堂からは、あまり意欲を感じることができなかった。

 それに、先輩の女子生徒達に放送室へ連れていってもらい、機器の使用について説明があったときのことだった。

「説明はこんなところかな。一年の子達はまだ、放送に参加できないから、当分は先輩のお手伝いをしてもらいます。何か質問はある?」

「ないです。機器の使い方は一通り覚えましたし、機器を使うときは俺がします。放送のときは、真木がしますので大丈夫です」

 

 先輩達が驚くような目で烏堂を見る。

 今までに、こんな横柄な後輩は『マギ ルミネア』で見たことがないと言った表情だ。

 突き刺さるような視線を受けて、真木は非常に居心地の悪さを感じた。

 このままでは少々のことを態度不良とみなされ、最悪の場合、委員を外されることも考えられる。だが、烏堂であれば、さっと身をかわして立ち回る賢さが、もしかしたらあるのかもしれない。

 それでも、連帯責任を負わされる自分の身にもなってほしいと真木は思った。

 鐘が鳴る音がして、委員会の時間が終了する。

 真木は先輩達に声をかけた。

「あの、あいつには後で言っておきます」

 言い終えて、後ろをふり返ってみると、既に烏堂の姿はそこになかった。

 そういうときの烏堂の素早さと言ったらないし、名字に『烏』とついているにも関わらず、面倒事を押しつけて小憎らしい子狐のようなところがあると真木は思った。

 

「痛っ」

 いきなりボールが体にぶつかり、真木は軽い衝撃を覚える。

 体育の授業のときだった。

 真木は授業中、同じチームから飛んできたと思しきドッジボールのボールをぶつけられ、軽く声を上げた。

 後ろから『マギ ルミネア』特有の黒いジャージを着た女子生徒が駆け寄ってくる。

 

「真木君、ごめんねぇ。当たるなんて思ってみなくて——」

 見ると、落居吾心おちいあこという女子だった。

 長い黒髪を一つに結び、目のぱっちりした顔つきをしている。

 入学早々から真木に構ってくることが多く、今のボールもわざと当ててきたのではないかと真木は思った。

 

「何、あれ。ひどくない?」

 後ろでは、同じクラスに双子で入学した糸生海喜いとうみきが、同じ双子の海呼みこに不満そうに囁く。

 口調からするに、苛立ちがひどく言葉に混じっているようだ。

「うん。わざとだよね。あれは」

 海呼も、さっと小さな声で言って、うなずく。

 二人とも同じ顔立ちをしているものの、区別するために海喜は長い髪を一つに束ね、海呼は肩につかないぐらいのショートヘアにしていた。しばらく経ってから気づいたことではあるが、海喜の方が少々強気の性格で、海呼の方が若干おとなしい性格をしていた。

「気にしないで。落居さん」

 真木は落居にそう声をかけ、その場をおさめた。

 双子とは同じ美術部に所属しているため、人間関係を悪くさせるようなことは極力したくない。真木はいつも相手を傷つけないような無難な態度を取ることを心がけていた。

 だが、問題なのは、どうやら双子も落居と同じく、事あるごとに側にやって来ては真木に構ってくることだった。

 

 他にも、『マギ ルミネア』の同学年には気になる生徒が一人いた。

 隣のクラス、一年一組には総代である、彼我戸ひがとという女子生徒がいた。

 この学校では高校、大学と同じく学年総代という生徒が各学年に一人いて、成績上位者で人格に優れた者が選ばれて任命されていた。

 彼我戸は学力の面で非常に優れており、少人数授業でも彼我戸に追いつける学力を持った生徒がいないため、いつも教員と一対一で授業を受けていると言う話だった。

 外見は、奥目のため、どこか謎めいているような印象的な顔立ち。ショートボブの髪形が、すっきりとした雰囲気を添えていた。

 記憶をさかのぼれば、唯一、同じ選択科目を取ったのは技術科の農作物を育成する農業体験授業。

 体の横幅の広い男性教員から、土壌の作り方や肥料の作り方を学んだ授業でしか会ったことがない。

 その授業で、黒いジャージを着ながら、土と落ち葉を大きなシャベルでよくかき混ぜていた最中だった。

 突然、落居が敬語も使わずに彼我戸に話しかけていた。

「ねえ。彼我戸さんは、何で下の名前が『尭矢あきや』なんて言う名前なの」

 

 落居の空気を読めない態度に、授業に参加していた生徒達は皆、唖然としていた。

 この学校では授業中の私語など誰もしないし、そもそも、総代に向かって敬語も使わずに話しかける生徒など、まずいない。

 そんなことができるのは落居くらいのものだった。

 

 ただ、彼我戸は落居の発言を聞いても、いつものように無表情で何も気にしたところはないようだった。

 抑揚の少ない声で、落居に向けて応える。

「母親が『尭』で終わりにせず、漢字で『矢』のついた名前をつけたいと、こだわったから。ただ、それだけ」

 

 真木は、以前から彼我戸の『尭矢』なんて言う少し男っぽい名前が気にはなっていたが、誰もその理由を口にしない上、本人に聞こうともしないのだから、命名の理由を知るはずもなかった。

 画数的な意味か迷信的な意味かは知らない。もしかすると、彼我戸を生む前に子どもに名付けたかった名前なのかもしれない。

 だが、彼女の名前は母親の好みで命名されたのだと、そのときになってわかったことだった。

 

 技術科の授業が終わって教室に帰る途中、双子が寄ってきて声をかけてきた。

「真木君、美術部の活動のことなんだけど」

 声をかけてきたのは海喜の方だった。

 真木がふり返ると、海呼も側にやって来る。

「昨日、先生に言われた課題がよくわからなくて。良かったら、手伝って——」

「勉強のことならともかく、部活動で真木君に迷惑をかけるぐらいだったら、とっとと退部した方がましなんじゃない」

 気づけば、落居が回り込んで真木の側へ来ていた。

「ああ、でもコーラス部には来ないでよね。音痴が二人も来たら、そっちの方が大迷惑」

 落居がそう言って、意地悪そうに双子をちらっと見る。

「何よ、それ。失礼にもほどがあるでしょ」

 今にも食ってかかりそうな勢いの海喜を、海呼が体を引っ張って制した。

「ダメだよ、海喜。関わらないで、早く帰ろう」

 フンと鼻を鳴らして海喜は校舎の方へと先に進んだ。海呼もその後に続く。

 二人の背中を見送ると、落居が真木の方をふり返った。

「真木君なら、コーラス部に移るのは、いつでも大歓迎。そもそも、どっちも芸術に関係する部活動だし」

「まあ、そうだね……」

 何と言って良いかわからず、真木は曖昧な相槌をうった。

 

 そのとき、真木の横を田塚真加たつかさなかが通り過ぎる。

 長い髪を三つ編みにしている女子は同学年に彼女以外いないから、見れば誰だかすぐにわかった。

 正直言って、田塚が『マギ ルミネア』に入学できたことが真木には少し理解しがたいことだった。

 この学校に入学する際には、数回の選抜試験と最終面接を乗り越えることが必須だった。

 だが、学校には、なぜか平凡すぎるくらい才能にも学力にも恵まれていない生徒もいて、それが真木にとっては学校をめぐる謎の一つだった。

 それも、公平を期するために学校側が仕組んだことだ、と言うなら、そうなのかもしれない。

 だが、田塚を見る限り、いつも控えめで目立つ行動をするわけでもなく、かと言って周囲のクラスメートを羨んでいるようにも見えず、どのようにして選抜試験などを乗り越えて『マギ ルミネア』に入学したのか、真木には大きな疑問だった。

 もしかすると、『マギ ルミネア』の寮生活に強い憧れを持ち、入学した子なのかもしれない。家族も自立心が芽生えるならと、寮生活に大きな期待を持って送り出したのかもしれなかった。

 

 定期試験が近づき、真木は委員会活動をこなす内に、次第に烏堂とも打ち解けていった。

 最初は気難しい人間だとは思っていたが、相手の学力の高さを真木は何となく見抜いていたし、烏堂と言えば、頭の良さを誇りにして相手を下に見る人間ではなかった。

 図書室で試験勉強をすることになり、部活動が終わった後に二人で図書室へ向かった。

 図書室では既に試験勉強を始めている生徒が何人もいて、静かな部屋の中からは、せわしない筆記が立てる音が聞こえていた。

 空いた席を探すために図書室の奥へ行き、真木と烏堂は試験勉強を始めた。

 一番奥の席を見ると、彼我戸ひがとも勉強のために図書室へ来たようで、教科書と筆記具が机の上に置いてあった。

 だが、何を考えているのか、試験勉強の手を止めて図書室にあったと思しき哲学書を手に取って読んでいる。

 本の題名は難しい単語の羅列でよく理解できなかったが、辛うじてウィトゲンシュタインの文字を表紙からは読むことができた。

 彼我戸から視線を目の前に開いたノートに移すと、正面に座っている烏堂が、つまらなそうな顔で彼我戸を見ていることに気がついた。

 真木はそのことが気にはなったが、教科書を開き、試験勉強に集中した。

 

 図書室閉館の音楽が流れ、生徒達が寮へと一斉に帰っていく。

 真木は鞄に教科書類と勉強道具をしまい込むと、烏堂とともに図書室を出た。

 廊下をしばらく歩いていると、既に閑散として人気のない校舎の中、彼我戸が先を歩いていることに気がついた。

「彼我戸、お前に聞きたいことがある」

 ふいに、烏堂が彼我戸に声をかけた。

 真木は驚いて烏堂を見た。

「何」

 彼我戸がふり返り、即座に返した。いつものように抑揚もなく無表情のままだった。

 

 烏堂は、彼我戸を少し厳しさのある目で見て言った。

「お前は何でこの学校に来たんだ。お前の頭なら、もっと優秀な学校に進んだ方が遥かに良いだろ」

 烏堂の大胆な発言に、真木はしばし声もなかった。

 総代に対して言う言葉として、かなり失礼である。

 だが、烏堂の顔は真剣だった。

「入学式のとき、俺はすごく疑問に思ったんだ。総代としてのお前のスピーチ、何も心に届かなかった。お前は一体、何を考えて生きているんだ? いつも、お前の言葉からは感情が読み取れない。お前が何を考えてそうしているのか、それが知りたい」

 

 真木は二人の顔を交互に見た。

 一触即発、そんな事態も起こりかねないと思った。

 だが意外なことに、軽く息を吐くような、はっ、とした声を彼我戸が漏らす。そのとき初めて、真木は彼我戸の顔に人間らしい感情が浮かんでいるのを見た。

 彼我戸の口元に、薄く笑みが浮かんでいる。

 ただ、それも一瞬のことに過ぎない。

「わたしの言葉にそこまで執着を見せたのは、君が初めてだ」

 淡々と彼我戸は言う。

「でも、そんなことを知って何になる? 自室で言葉の研究をこっそりしているようだけど、文脈を読み相手の心の奥底にある思考を把握できたとしても、一体、それが社会の何の役に立つ? 悪いけど、時間の無駄。勉強からの逃避としか思えない」

 彼我戸の言葉に烏堂が目を見張った。

「何で、それを……」

「情報源は言えないけど、わたしは総代として君達の情報を人より詳しく知っている。だから」

 彼我戸の言葉には、真木も動揺を隠せなかった。

 個人的なことを言いもしないのに、知られている。それはつまり——。

 烏堂は少し声を荒げて言う。

「何だよ、それ。プライバシーって言うものがあるだろ」

 彼我戸は無表情のまま、何も言わない。

 だが、このようなやり取りを続けていては、烏堂の立場としても良くないだろう。

 少し感情的になっている烏堂を、真木は横目で見て言った。

「烏堂……」

「何、話してるの」

 真木の後ろから放送委員の二年の女子二人がやって来ていた。

 二人が近づくにつれ、彼我戸は何も言わず、女子寮の方へと向かってしまった。

 

「彼我戸さんとは話さない方が良いよ。あの子、不気味じゃない?」

 二年生にそう言われ、真木は反応に困ってしまった。

 心の内では動揺がなおも続き、即座に言葉を返すことができずにいる。

 先程の彼我戸の発言を考える限り、『マギ ルミネア』の生徒達は特殊な監視下に置かれている。

 彼我戸の発言がどこまで事実かは知らないが、少なくとも、烏堂が指摘されたことは事実に近いようだった。

 

 共感を得られなかったことに落胆したのか、二年の女子が話題を変えて真木に話しかける。

「ねえ、真木君って美術の才能が、かなりあるんだってね。小学校のコンクールでもかなり良い賞を取ったんでしょ?」

「えっ、そうなの」

 二年の女子の片方が、とぼけたように言った。

「お父さんが言うにはそうだって。美術科の先生も真木君の才能を結構認めているって噂。本音を言えば、勉強にそこまで時間を割かずに、もっと美術部で絵を描いてほしいって」

 烏堂が真木の方をちらっと見た。

 まるで、これ以上会話を続けたいのかと言いたいかのような表情だ。

「行こう。真木」

 そう言うと、真木の気持ちにも構わず男子寮へと足を進めていた。

 真木は先輩達に軽く頭を下げると、あわてて烏堂の後を追った。

 

 あともう少しで、男子寮へ続く通路に近づく。そんなときだった。

 真木は目の前の視界に、白い煙のようなものが漂っていることに気がついた。

 その白い煙は、校舎と男子寮をつなぐ通路中に充満しており、真木と烏堂は驚きで立ち尽くした。

 どうして良いかわからず、ぼうっとして動けずにいる二人に、背後から女性の国語教師の声が飛んだ。

「何しているの、あなたたち! 早くこっちへ逃げなさい。一酸化炭素中毒になりたいの!?」

「この煙は……」

 烏堂が女性教師へ向けて言うと、あわてた様子で先生が言った。

「学校の外で枯れ葉を燃やしたら、窓から煙が廊下に入っただけよ。早く逃げなさい」

 国語教師に促され、結局、二人は男子寮には校舎を外側から回り込んで帰ることとなった。

 だが、真木は教員が来る前に白い煙の奥に不自然なものを目にしていた。

 煙の奥にある滑らかな床の上。

 そこに、小さな血痕のようなものが点々と見えたのは、真木の気のせいだっただろうか。



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