午後のカーテン

あれからもう 随分と時は流れて

君の背中に覚えた胸の痛みも

今では結構遠い

寂しいような 悲しいような


どうしてだろう 君は本当に幸せそうで

青い空 窓から差し込んだ光に

教室は 暗く沈んだ

夏は思ったより近いよう

遅かったような 早かったような


何でもない仕草 漂う香り

そんなコトのいちいちに

切なさ募ってく


巡って来た 君と過ごす最後のこの季節

もう二度とは戻れない

そんな日々に何ができるだろう

この想い 置き去りにして

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