初の仕事

「よーし!ギルドに行くわよ!」


「おー!!!」


「なあなぁ武器とかはあるのか?この前のゴブリンとか相手の時短剣だと少し戦うのが大変だったんだけど、」


「そうね〜あの時は私も魔法学校から帰ってくる最中だったからあれしか武器なかったんだよね。まぁそういうと思って!ジャジャーン!」


カタッ


「おおお!って何これ?」


「これは父に昨日の夜セナが寝た後に私の初の仕事だからって2本ロングソードを貰ったのよ!」


「でも、結構良さそうな剣だけどもらって良いのか?ええ!これから私達は色々な仕事を受けるけどこう言う武器は持ってて損は無いわ!」


「なら、もらおうかな!」


[ん、…重い]


「おお…結構強そうだな」


「でしょ?あ!あとこれ母から貰った治療魔法の中級までの本と温度魔法の火炎中級まで乗ってる本よ!治癒魔法の方は私が貰うけど良いわよね?私は

治癒魔法に血筋の影響もあって適性があるし」


「構わないよ!でも出来たら温度魔法の火炎は見せて欲しいな」


「ええ!これは一緒に読みましょ!これにはエンチャントとかフレイムとかが乗ってるわね!」


「あ!ついたわ!ここがギルドね!私も初めての依頼だから緊張するわ!」


「今思ったんだけどキティンって魔物と戦った事ない…?」


「…とりあえず行くわよ!」


「あ、そらした」


「なんか、言った?」


「いえいえ」


チャリチャリン


「いらっしゃいませ!セナさんとキティンさんですね!依頼はあちらに貼ってますよ!初の依頼だと思うので頑張って見てください!」


「はい!!」


「んー、とあそこに仕事依頼が貼ってあるのよね、なになにB級申請村の近くに現れたオーガを倒して欲しい…んーこれは難しそうね…セナはどれが良い?」


「俺はあそこのキュイヴルシープの駆除が良いな−D級の案件で地図を見るには近くには小さな野原があるらしいからそこで他の何かも収穫とか出来ると良いし」


「そうね!私も賛成よ。そこにしましょう!」


「すみませーん、この依頼を頼みたいんですが?」


「はーいキュイヴルシープの駆除ですね。キュイブルは非常に羊に似ていて狩りやすい魔物ですねでも毛皮は少し硬いので気をつけたほうが良いですよ!ではこちらが発行所です!倒した魔物はこの籠を貸すのでこれに入れてきてください!入れてきて貰ったらこちらまで持ってきてください!」


「よし!これで依頼を受けれたから門を出てまっすぐ行ったとかにある村ね!セナ行くわよ!」


「ああ!」

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船讐  -船から始まった物語- @baikenmarusensyuu

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