お風呂
[んー、どうしたものかな…]
「では!、ついてきてください。まずはお風呂に案内します!」
[この空気で断るなんて出来ないよなぁ、しかも部屋どれくらい広いんだろうかこの屋敷も相当でかいからなぁ。]
「あぁ、案内を頼むよ。」
「セナ、ここがお風呂よ。先に入ってお風呂に入って待っててね!」
[ん?どう言う意味だ?まぁ気にせずにお風呂に入らせてもらうか。でもお風呂なんて船がたまに街に降りる時とかに入れる程度だったもんな。ありがたく入らせてもらおう。]
「あぁ、入らせてもらうよ。」
ガタァダァダァ
[ここで服を脱げば良いんだよな]
シュッ、
ガタァンッ
「広ぉぉぉ、サイズ感お風呂って言うより温泉じゃねぇかよ!しかもしっかり手入れがされていてとても綺麗だ。」
チャポンッ
「とても良い湯だなぁ〜」
「ハァッハァッハァッ、そうだろそうだろ!我が家の自慢の湯ダァ!」
「うわっ、いたのかブレンネンデス様」
「様付けはやめてくれ、俺はただの冒険者だ、あと俺の事はブレンと読んでくれ。」
「分かりましたよ。」
「ハァッハァッハァッ、面白い奴だところでセナよ我娘とどう言う関係なんだ?娘があれほど懐くなんてなかなか無い事だぞ。まさか…」
「ストップッ!お!れ!は!ただの冒険仲間だしかも冒険を始めたばかりだ!」
「ハァッハァッハァッそうかそうかよっぽど仲が良い様だな!」
[んー…難しいこの人の相手は]
「ところで、疑問に思ってたんですが冒険者のなのにあまりにも裕福すぎるんじゃ…」
「あぁ、そう言う事かうーむ、まぁ冒険者ではあるが元々我らは騎士の家系だったからな…」
「そうだったんですね。俺はそろそろ上がらせて貰います。ありがとうございます!」
「おうよ!」
[さーて服をきてっと]
ガタァダァダァ
「良い湯だったぁ」
「良かった?、セナ」
「うわぁぁァァァッ、まさかずっと待っていたのか?」
「いえ、たまたまここを通ったらタイミングよくセナが出てきただけよ」
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