寝室

「てか、私の寝室案内してませんでしたよね?私の方の用事もすんでタイミングも良いのでついてきてください!寝室に案内します!」


[俺まじで同じ部屋で寝るのか、、、]


「あぁ…た、頼むよ…」


「セナさんさっきから元気無いですけど大丈夫ですか?もしかしてお風呂に入ってのぼせちゃいましたか?」


「い、いや、いやいやいやほんっとうに大丈夫だから部屋に連れて行ってくれ」


ガチャ


[ん?なんだこの広さ部屋っていうより大広間じゃ無いのか?しかもかなりいい匂いがするし華麗でしっかりと部屋も整えられていて、それでも可愛さもある、、だと]


「ここが私の部屋です!私のベットは私が使っても良いです…よね?」


「もちろんだよ、泊まらせてもらえるだけでもありがたい話なのに」


「あ、でもセナさん寝る場所無いですよねこの部屋にそうだ!私のベットで一緒に寝るって言うの」


「…ストップ!流石に同じベットで一緒に寝るって言うのはダメだ」


「でも私たちは冒険仲間です…よ?」


「でもじゃ無いって、異性が同じベットで寝るって言う事自体がダメなの人間の常識じゃ」


[かっこ確かにティア姉も昔よく俺の部屋とかきて勝手にベットで寝てたりしてたな、獣人はそう言うのがゆるいのかな…]


「そうなんですか…」


「まさか他の男とかも連れて自分の部屋とかにしてたんじゃ…」


「いえ、私は15の時まだずっと魔法学校に通ってて、学校では男の友達は出来たことがなくて男の人の友達が初めてで…」


「あぁ、ごめん泣かせるようなつもりじゃ」


「いえ、これは私が悪いのです。あ!そうだ毛布なら余ってますのでそれでなるのはどうですか?」


「良いのか?出来るなら頼むよ!」


「ではとってきます!」


10分後


ドッッン


「でっかいな、しかもこの毛皮ふわふわじゃ無いか、よーく見るとパルシャンウルフの毛皮じゃ無いか!」


「ええこれはパルシャンウルフの毛皮です。かなりふかふかなので寝やすいと思います。」


[気まずいな…]


「私はこの後お風呂に入ってきます!セナさんはあまり夜更かしはしないように!」


「あぁ、先に寝させてもらうよ。おやすみ」


「おやすみなさい、セナさん」


[あぁ、この感じまた意識があの…]

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