始めての街

グビエットは、キファ・アウストラスに案内され、ハーフェノストの街を探索していた。街は活気に満ち、沢山の獣人の人々が行き交っていた。


「なぁなぁ、この街には獣人が多いんだけどなんでこんなに多いんだ?」


「ええ、?この大陸にはほとんど獣人しか住んでいませんよ。」


「そうなのか?出来たら地図とかあると楽だよなこれからの旅も、」


グゥゥウッ


「腹減ったよなお店とかないかな?」


「でもあなたお金ないでしょ?」


「…そうだった」


「仕方ないですね。私が奢ってあげますよ」


「本当か?ありがとう!」


「ならやっぱりギルドに向かった方が良いですね。ギルドならご飯を食べられたり、ギルド登録をすれば仕事も受けられますし」


「そうなのか?よしなら行こう!」


チャリチャリン


「ギルドへようそ。ここでは冒険者として登録したり、登録されれば仕事を受けることができますよ。あ、言うのを忘れてました私はこのギルドで受付役をやっています【レツェプツィオーン・ミア】です」


「そうなのか、なら次からミアって呼ばせてもらうよ。あ,そうだ冒険者登録を頼むよ」


「了解しました!ではまずあなたが使う剣の流派などはありますか?」


「俺は剣の流派とかはない初心者だな」


「なるほど、では剣技は初級からですね。次は魔法の適性を計らせてもらいますね。ではこの『魔法鑑定書』をお触りください。これで何の魔法の適性があるか分かりますよ」


「触らせてもらうよ」


キュフゥゥゥゥウ


「ん?、温度魔法に、電気魔法に、水魔法に、岩魔法の4つ…?し,しかも4大魔法に全部の適性が…ある、これはやばいギルドマスター、ギルドマスター!!緊急事態です!数百年に一度の逸材ですよ!」


[ん?なんだ騒がしいな、色んなやつが俺の事を見て何か言ってる…]


5分後


「ギルドマスターとにかく早く急いでください」


「そんなやついるわけないだろうよおい坊主あんた本当に4大魔法に適性があるのか?」


「はい、なんかあるらしいです」


「なんかあるっ、アッハァッハァッハァツ面白いやつだなぁ俺の名前は【リオンハルト・クロウフェル】だ坊主名前は?」


「俺の名前はグビエット・セナだ、まだ13歳だが旅に出てるギルド登録はしていない」


「OKわかった13歳ならギルドカードを作れるしなよし、さーて書くか、んーなになに…坊主嘘だろ?こんな凄い才能あるのにこの魔力は量の少なさはなんだ?」


「俺は魔法を使ったり修行をほとんどして来なかったので…」


「まぁそれを含めるとギルドレベルはDからかな

ギルドレベルは今何って思っただろ?ギルドにも階級があってそれにあったレベルの仕事が割振られるんだ階級はしたから-E E -D D -C C -B B -A A それから特別級があるが今までそれに慣れたやつは一人しかいないまぁ一応説明はしとかがSっていう階級だ他にもこの紙を触ってくれ『レベル測定書』これはレベルを1から20までの間で測れるまぁ大体の人間はレベル1からだレベルは大体その人の基礎筋肉量や魔力にやって変わるまぁ魔物を倒しとけばそのうちあがるさ」


「そうなのか、では触ってみるよ」


フュゥゥゥ


「んーまぁ普通ちゃ普通だなレベルは2だどこかで魔物を倒したんだろう」


「ほらよ坊主これがお前のギルドカードだこれがあればとても楽に他の大陸のギルドにも登録や機能が使えるまぁ頑張れよ坊主」


「ありがとう!クロウフェルさん」


「おうよ!」

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