第4話 近くて遠い町

そして、私達は近くにあった村に向かうのだが


次の瞬間、ホワァーンと言う感覚に襲われた。


「あっ、これは」


「ん?何?」


という藍に対して、私は


「今から起こる事は、私たちの居た世界とは違うから、心してかからないと、多分君はこの世界から出れなくなるから、覚悟しなよ!」


と言うと、藍は


「?分からないけど、分かった。」


そして、私達は進むと


私たちの体は知らない姿に変わっていた。


「ココは何処だ?」


そう、私が言うと目の前にとある機械が現れた。


「もしかして、コレが真殻のある場所を教えてくれるのか?」


そう言うと、目の前に透明な存在が現れた。


『お前らは、要石に引かれてきたのか?』


と言われ、私は分からなかった。


「私の名前は要だが、要石とは、どういうものだ?」


と言うと、それはこう言った。


『要石では無く、殺生石の方が分かりやすいか!』


と言ってきたが、それすら分からなかった。


「いや、この世界に始めてきたものだから、殺生石すらわからない」


そう言うと、それは変な事を言った。


『殺生石は、我を封印してた石だ!』


それを聞いた時にはぁ?となった。


「いや、殺生石てなんだ?マジで!

真格でも真殻でも、封印なんて芸当出来ないぞ!」


と言うと、ソイツは笑い出して、こう言った。


『それは滑稽だな!

まあ、あの地がお主達が言う、真格と言うモノなのだろう!

それなら、一旦この地の知識を集めろ!

さすれば、我自ら、殺生石の所へ案内しよう

後、この地にある要石の場所へも』


と言って、ソレは姿を消した。


「なんだったんだ一体・・・」

「いえ、私は内容を一切理解できなかったんだが?」


と言ってきた私についてきたその女が言ってきた。


「まあ、いいか!この道具を使えば良いんだな?」


と言って、俺はそれを手に取ると、沢山の魂が話しかけて来た。


〖コレは頭に付けて使うVRと言うもの〗


〖コレを使えば、自分とは違った自分になれる〗


〖楽しい!〗


〖嬉しい!〗


〖現実なんてクソくらいだ!〗


と言う、沢山の好機の感情と無数の負の感情


それを聞いた私はこう思った。


「もしかしたらコレを使えばかっこいい男になれるのでは?」


そして、それは感情に反応したのか、2つになっていた。


「あっ、コイツにも渡せということか!」


それを私の隣にいた女に渡すと


「えっと・・・なんか言ってたけど、この使い方分かった?」


と言ってきたので、ああ!


と返すと、目の前に薄くて小さな板が現れた。


「コレはなんだ?」


と言って持つと・・・

また、形容し難い程の多くの感情が流れ込んで来て、私は頭が痛くなったが、次の瞬間には消えていた。


「まず、この空間が謎だが、まあいい

どうにかなるだろう!」


という事で、私はその板を使って、動画と言うものを見ると、これの使い方が乗っていた。


「おい!女!

ココにやり方が乗ってるぞ!」


そう言うと女が


「今頃になって思ったが、お前!

私の名前知らないな!」


と言ってきたので、よく考えると、自己紹介してない事に気がついた。


「そうだったな!

私の名前は当凪要、そして、私の持つ剣が真殻刀と言う特殊な刀である。

まあ、特に危険なものでは無い」


そう言うと、次に女が、


「そうか、お前には苗字があるか!

私の名前は藍だ!

苗字は無い」


そう言ってきたので、私は藍と呼ぶことにした。


「それで、藍動画を見てやり方が分かったか!」


と言うと、頷き

私達は初めてのVRを行った。

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