第3話

「もー一回」

「あー…

やる気がある方がいいはいいんだけど.

だけども.」

「だーけーどーもー?」

「今日は,これで寝よう.

ご飯食べて,またやってるよね.

睡眠も仕事のうち.

素晴らしいパフォーマンスは万全の睡眠から繰り広げられる.」

「中間披露.」

「中間でしょ.」

「そーゆー気持ち」

「「良くない」」

「いや分かる.

分かるけども.

ずっと同じで飽きてくる.」

「結構巧くなってきてない?」

「あーうん.

んーあー.

進展の問題じゃなくて.

あー…ん”っ.

そんな悲しい顔出さないで.

何てか,

100で出すことを,ずっと100で出してると,

ずっと同じ繰り返し.」

「今,何処ぐらい?

こっち.」

「・・・

えー…

点数付けらんない.」

「ぐーらーいー

ミジンコってこと?」

「何みじんこって…

もういいや.

はい.

はーい.オン.

たんたん,ちゃっちゃ,ずっずっ,ずちゃずちゃ,かかか」

「待って.」

「何?

待ってで止めるのが大変なんだって.」

「同じとこは同じ言葉使った方がやりやすい.」

「何使ったか忘れてる.曲も流れてるんだから曲聴いたらいいじゃん.

フィーリングでいこ.

たたたのところ遅れる.

足.」

「たたたとか言って無かった.」

「えー」

「うんざりした顔しないで.

先生.」

「えー先生?

ふーん.

はっ.ひひ.

こうね,こう.

ずずず.」

「ずで合ってる?」

「合ってても合ってなくても,合ってたらいい.」

「う…ん.」

「並んでやってみよう.」

「はいっ.」

「一緒やるんだから.

同等.

同じ立場.

こっち先生だったら,そっちも.」

「のせ上手.」

「本気.

最初っから通しでいこう.」

「うん.

駄目なときは」

「最初っから考えない.

駄目でもいこう.

最後まで.

して,最後は寝よう.

こんなんで気力が続かない.」

「最後の言葉」

「死んでない.まだ.死ねない.」

「ぶっ.

生きてるね.」

「そう.多分光ってる今.色々と.」

「ライト」

「ライトネタはもういい」





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まばたきはばたき 食連星 @kakumi

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